滋慶学園が乾・長谷部所属のフランクフルトと教育提携、指揮官との顧問契約も

シャーフ

滋慶学園グループと国際顧問契約を締結したフランクフルトのシャーフ監督(中央)

 大学院大学や専門学校などを運営する学校法人 滋慶学園グループは4日、MF乾貴士とMF長谷部誠の所属するフランクフルトと、スポーツ支援人材育成の分野で教育提携を締結したことを発表した。

 東京スポーツ・レクリエーション専門学校などを運営している滋慶学園は、海外や国内のプロサッカーチームに数多くのトレーナー、コーチを輩出している同学園と、日本人選手やトレーナーが活躍するフランクフルトが教育提携を進めることで、双方の人材育成・活用の向上を図ることが可能になり、さらに滋慶学園の建学の理念である国際教育の発展に努めることができると説明している。

 具体的な提携内容としては、学園側からスポーツトレーナー研修生を現地に派遣し、フランクフルト側からコーチやトレーナーの特別講師を年に1回招へいすることや、フランクフルトの国内スカウティングを学園がサポートすることなどを挙げている。

 また、同学園グループ運営の東京スポーツ・レクリエーション専門学校がフランクフルトを率いるトーマス・シャーフ監督と、国際顧問契約を締結。学校へのアドバイスや支援、年2回の特別講演などを行うことを予定している。日本の高等教育機関としては初めて、欧州リーグのトップチームの監督と顧問契約を締結したことになる。

モバイルバージョンを終了