2013.11.03

専修大が2点差を追い付き中央大と引き分け…3連覇は次節以降に持ち越し/関東大学リーグ

専修大と中央大の一戦は引き分けに終わった [写真]=内藤悠史

 関東大学1部リーグ第19節が2日に行われ、駒沢陸上競技場で、首位の専修大学(勝ち点41)と5位の中央大学(同26)が対戦した。リーグ戦残り4試合で、専修大と2位の早稲田大学との勝ち点差は7。専修大は今節で勝利し、同時刻キックオフで明治大(勝ち点26/6位)と対戦する早稲田大が敗れた場合、優勝が決まる。

 前半45分、専修大は持ち味をほとんど出せなかった。前節まで採用していた3バックから、この日は4バックに変更。「システムを変え、攻撃に行こうと体が前のめりになったところをトントンとやられた。2位との勝ち点差が開いたことで余裕があって、どこかモワっと(緩んだ状態で)試合に入ってしまったというのもある」とは、源平貴久監督のコメントだ。浮足立った状態で試合に臨み、6分、7分と立て続けに失点。システム変更によって1人減ったセンターバックが釣り出され、ボランチとのギャップを突かれて2点ビハインドを負った。高い集中力を保ち、攻守の切り替えが速い中央大に主導権を握られ、サイドを広く使われて対応が後手に回る。FW仲川輝人は、「中央大の前へ出る力が強くて、相手の方がうまかった。リズムをつかむ前にやられてしまった」と回想。あわや3失点目かという危ない場面も何度か作られ、劣勢のままハーフタイムを迎えた。

 後半、中央大の運動量が落ち、中盤にスペースが生まれ始める。中央大の白須真介監督が「2点で満足せずに、3、4点と取れるようにしないと。後半はサッカーになっていなかった」と、振り返った展開の中、専修大は次第にペースをつかんでいった。横浜F・マリノス特別指定選手のMF長澤和輝が、バイタルエリアで前を向いてボールを持てるようになり、長短のパスを織り交ぜた攻撃を展開。FW仲川が最終ラインの背後を取り、サイドの攻防でも優位に立った。

 専修大の反撃は65分。長澤からのスルーパスを受けたFW前澤甲気が、GKとの一対一を冷静に制して1点差に迫った。79分には、右サイドバックの北爪健吾からのスルーパスで最終ラインの裏へ抜け出した仲川がPKを獲得。自らゴール右隅に決めて、2-2の同点に追い付いた。

 終盤には、両チームがチャンスを作り、専修大MF下田北斗が相手のシュートをゴールライン上でクリアする場面もあった。だが、勝ち越しゴールは生まれず。試合は2-2で終了し、両チームが勝ち点1を分け合う結果となった。

 専修大は勝ち点を42に伸ばした。2位の早稲田大が明治大と引き分けたため、勝ち点差7は変わらなかった。リーグ戦は残り3試合。源平監督と仲川は試合後、「プレッシャーがかかるのは、3連勝が必要な早稲田大の方だと思う。(次節で)勝って優勝を決めたい」と、口を揃えた。専修大は、9日の桐蔭横浜大戦で勝利を収めれば、3連覇が決まる。

 関東大学1部リーグ第19節終了時点の順位表は以下のとおり。

1位:専修大学(勝ち点42/得失点差+24)
2位:早稲田大学(勝ち点35/得失点差+5)
3位:筑波大学(勝ち点30/得失点差+10)
4位:国士舘大学(勝ち点28/得失点差+3)
5位:中央大学(勝ち点27/得失点差+9)
6位:明治大学(勝ち点27/得失点差+4)
7位:流通経済大学(勝ち点25/得失点差-5)
8位:桐蔭横浜大学(勝ち点24/得失点差-10)
9位:日本体育大学(勝ち点21/得失点差-6)
10位:順天堂大学(勝ち点20/得失点差+1)
11位:慶應義塾大学(勝ち点19/得失点差-23)
12位:東洋大学(勝ち点16/得失点差-12)

文=内藤悠史

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