
アディダスジャパン株式会社は、「all in for dream すべては夢見ることから始まる」プロジェクトの一環として、以前から交流のある陸前高田市立第一中学サッカー部の生徒14名、コーチ、陸前高田市の久保田副市長を招待し、アディダス本社があるドイツのヘルツォーゲンアウラッハを訪問した。
ドイツ訪問初日は、アディダス本社を見学後、クーバーコーチングによるフットボールクリニックに参加。夜には現地ロータリークラブにて、陸前高田市の現状報告や支援への感謝を表するスピーチを行った。なお、ロータリーでは6000ユーロ(約78万円)の寄付が集まり、この寄付金は陸前高田市のスポーツ環境整備に活用される予定。
2日目は、日本代表MF清武弘嗣の所属するニュルンベルクの公開練習を見学。練習後には、清武が記念撮影や質問に応じ、子供たちと触れ合う一幕も見られた。
また、3日目にはスケジュールを変更しプールへ。東日本大震災によりプールなどの施設が流され、海水浴場もなくなってしまったため、子供たちは震災以来2年半ぶりとなる一時を楽しんだ。翌日には、アディダス社内にあるサッカーピッチでアディダス社員と親善試合を開催。試合後にはバーベキューを行い、大きな盛り上がりを見せた。(後編に続く)