会見で抱負を語った城彰二氏
インテルアカデミージャパン開校公式発表会が1日、東京都内で行われた。
発表会見には、インテルアカデミーのテクニカルディレクターを務めるマルコ・モンティ氏、インテルアカデミージャパンのヘッドコーチを務めるマッシモ・チョッチ氏、インテルアカデミージャパンのテクニカルディレクターを務める元日本代表FWの城彰二氏が出席した。
テクニカルディレクターに就任した城氏は、日本でのアカデミー開校にあたり、「本部から直結のスクールということで、サッカーの質を育てることプラス、人間形成という部分で子供達を育てていこうと」と理念に言及。続けて、「5つのカテゴリーがあり、スペリオーレ(選抜クラス)に厳選した選手を集めてトップチームのような形を作り、毎年20名でインテルの研修に行く。そして、向こうでプレーしていい選手がいれば、そのまま下部組織に入るという話もあるので、日本の子供達にとっても世界が広がり、色々なことにチャレンジできるという大きなパイプがある」と、世界屈指のビッグクラブのアカデミーである利点を説明した。
また、指導を行う立場でもあるため、「しっかりと本部と蜜に連絡を上手く取りながら、1人でも多くの子供達をしっかりと育成をして大人にして、是非インテルの方に長友選手に続いて、色んな選手を輩出できるように、日々努力をしていきたいと思います」と、自身の思いも語った。
インテルアカデミーは、インテルの下部組織に直結した海外向けサッカースクール事業。インテルアカデミージャパンは、10月から東京で幼稚園児から小学生を対象に開校。選抜チームでは毎年1回、1週間のイタリア研修も実施される。