2013.05.27

“最も印象的な勝ち試合”を演じた中央大、今季初の3得点で明治大に快勝/関東大学リーグ

中央大(左)と明治大(右)が第9節で対戦した [写真]=内藤悠史

 関東大学1部リーグ第9節が26日に行われ、味の素フィールド西が丘で4位の明治大学と5位の中央大学が対戦した。リーグ戦8試合を終えて、勝ち点12で並ぶ両チーム。勝ち点差9で首位を走る専修大に引き離されないためにも、重要な意味を持つ上位同士の前期最終戦となった。

 対照的な両指揮官のコメントが、試合内容を端的に表していた。中央大の白須真介監督が「今日のようなゲームができれば、負ける相手はいないと思う」と、手応えを口にした一方で、明治大の神川明彦監督は、「この程度のレベル。一対一も、走力もメンタルも。全てが弱い。全ての面で足りない」と厳しい口調で話した。

 白須監督が、「前期のリーグ戦で最も印象的な勝ち試合」と振り返った今節。中央大は、初先発の1年生FW古橋匡梧が2得点に絡む活躍を見せた。38分、左サイドでMF渡辺大斗からのパスを受けると、スピードに乗ったドリブルでカットイン。バイタルエリアに進入すると、左前方で待っていたFW砂川優太郎へラストパスを送る。砂川は、左足でニアサイドを射抜き、ゴールネットを揺らした。さらに、古橋は59分に敵陣でのインターセプトからドリブルで縦に運び、左足で追加点。白須監督が「得点を取る素質に長けている」と称する能力を存分に発揮して、勝利に貢献した。

 63分にも渡辺がゴールを決め、今季初の3得点を挙げた中央大。しかし、明治大に押し込まれる場面は少なくなかった。サイドの背後のスペースを狙われ、ロングボールを通されたプレーは何度もあった。それでも、厳しい時間帯をしっかりと耐えしのぎ、決定機を確実に生かしたことが、勝ち点3獲得につながった。

 白須監督は、「前節の専修大戦(2-5で敗戦)でも、内容的には負けた気はしなかった。選手たちが自信を持って、勝負どころを見極め、得点に結び付けられるようになれば、負ける気はしない。専修大戦では勝ちきれるチャンスを生かせなかったが、今日は決定機をしっかりと決めて勝つことができた。この2試合を比べれば、分析はおのずとできてくる」と語った。理想的な内容で前期最終戦を白星で飾った中央大。今後に向けて明るい材料となる一戦となった。

 関東大学1部リーグは、第9節で前期日程が終了し、中断期間に入る。後期の日程は現時点では発表されていない。

 関東大学1部リーグ・前期(第9節)終了時点の順位表は以下のとおり。

1位:専修大学(勝ち点22/得失点差+16)
2位:早稲田大学(勝ち点20/得失点差+7)
3位:日本体育大学(勝ち点15/得失点差+4)
4位:中央大学(勝ち点15/得失点差+3)
5位:桐蔭横浜大学(勝ち点14/得失点差-1)
6位:明治大学(勝ち点12/得失点差+1)
7位:流通経済大学(勝ち点10/得失点差-4)
8位:慶應義塾大学(勝ち点10/得失点差-7)
9位:筑波大学(勝ち点9/得失点差-2)
10位:順天堂大学(勝ち点9/得失点差-2)
11位:東洋大学(勝ち点6/得失点差-6)
12位:国士舘大学(勝ち点6/得失点差-9)

文=内藤悠史

Jリーグ順位表

サンフレッチェ広島
37pt
FC東京
28pt
川崎F
27pt
Jリーグ順位をもっと見る
大分
31pt
山口
28pt
横浜FC
27pt
Jリーグ順位をもっと見る
鹿児島
20pt
沼津
20pt
C大23
19pt
Jリーグ順位をもっと見る