2013.05.03

サントス、ボカら16チームが参加…東京国際ユース(U-14)大会が開幕

ボカら16チームが参加する東京国際ユース(U-14)大会が開幕 [写真]=内藤悠史

 2013東京国際ユース(U-14)サッカー大会が2日、駒沢オリンピック公園総合運動場で開幕した。東京都、公益財団法人東京都スポーツ文化事業団と公益財団法人東京都サッカー協会によって主催される14歳以下の国際大会で、今回で5度目の開催となる。今年は、9カ国13都市から16チームが参加。4チームずつで競うグループリーグ(1次ラウンド)と、グループリーグの順位に応じて対戦カードが振り分けられるトーナメント(2次ラウンド)を計4日間で消化する。なお、1次ラウンドの試合時間は20分ハーフ、2次ラウンドでは30分ハーフで試合が行われる。

 2日は、駒沢陸上競技場、補助競技場、第二球技場の3会場で1次ラウンドの12試合が行われた。第二球技場の第2試合では、東京都中体連選抜と、前回王者のサントスFC(ブラジル/サンパウロ)が対戦。サントスは、フットサルのように足裏を使ったボールタッチを織り交ぜながら、技術の高さを披露。フィジカルやスピード面でもレベルの高さを見せつけ、東京都中体連選抜を圧倒した。サントスは前半だけで3得点を奪い、4-0で快勝を収めた。

 第二球技場の第4試合では、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン/ブエノスアイレス)が東京都トレセン選抜と対戦。両チームは一進一退の攻防を繰り広げ、スコアレスのまま試合終了を迎えるかと思われたが、後半終了間際にボカが立て続けに2ゴールを奪い、そのまま逃げ切った。

 隣接する3会場で試合が行われ、公園全体がさながら“サッカー・パーク”と化す本大会。高いレベルのテクニックを持っているだけでなく、そのスキルを生かす状況判断と、独特の“間合い”を持ってプレーするサントスの選手たちや、観客席から盛んに指示を出し、豊かな感情表現を見せるニューサウスウェールズの応援団――。様々な言語が飛び交う中、各チームの個性が際立った、国際試合ならではの雰囲気を楽しむことができる。

 14歳という年齢での国際大会は、選手たちにとって貴重な経験となることだろう。ボカとの試合後、「最後の時間帯に運動量が落ちてしまって、(相手に)対応しきれなかった」と述懐した東京都トレセン選抜のGK猿田遥己は、「相手との差を最も感じたのは、フィジカル面の強さ。身体を当てるときの迫力が、国内での試合とは全然違った」と、試合を振り返った。対戦したボカの選手も、「難しい試合だった」とコメント。また、補助競技場で、東京都トレセン選抜、岩手県トレセン選抜と対戦したジャカルタ(インドネシア)のMFカマルは、「日本の選手たちは、スキルが高くてスタミナもある。そして勤勉に動く」と、2チームの印象を話した。そして、「自分のキャリアにとって、非常に良い経験になる」と、充実の表情で答えた。

 大会は5日まで、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催。入場は無料で、中央広場では、各種イベントも予定されている。

 2013東京国際ユース(U-14)サッカー大会の参加16チームは以下のとおり。

■グループA
FC東京深川
チェルタノヴォ(ロシア/モスクワ)
ニューサウスウェールズ選抜(オーストラリア)
宮城県トレセン選抜

■グループB
東京都トレセン選抜
ジャカルタ選抜(インドネシア)
ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン/ブエノスアイレス)
岩手県トレセン選抜

■グループC
東京都中体連選抜
サントスFC(ブラジル/サンパウロ)
カイロ選抜(エジプト)
茨城県トレセン選抜

■グループD
東京ヴェルディ
ソウル選抜(韓国)
パリ選抜(フランス)
福島県トレセン選抜

文=内藤悠史

Jリーグ順位表

川崎F
69pt
サンフレッチェ広島
57pt
鹿島アントラーズ
56pt
Jリーグ順位をもっと見る
松本
77pt
大分
76pt
横浜FC
76pt
Jリーグ順位をもっと見る
琉球
66pt
鹿児島
57pt
鳥取
53pt
Jリーグ順位をもっと見る