2012.12.03

Jリーガーが福島の中学生にチャリティークリニックを実施「教えるよりも勇気をもらった」

クリニックとミニサッカーを通じて、Jリーガーと子どもたちが交流を深めた

『JリーグTEAM AS ONE プロジェクトall dreamチャリティーサッカークリニック』が2日、フクダ電子アリーナで行われた。

 同クリニックは、Jリーグが「チカラをひとつに。-TEAM AS ONE-」というスローガンの下、東日本大震災の被災地の中でも放射線の影響が強く、屋外での活動が制限され募金の支援が行き届いていない福島県への復興支援を目的に実施。今回は福島県内の中学5校から生徒79名を招待して、元日本代表の三浦淳寛氏、岡本賢明、河合竜二、古田寛幸(以上札幌)、柏木陽介(浦和)、田中順也、茨田陽生、渡部博文(以上柏)、石川直宏、太田宏介、塩田仁史、長谷川アーリアジャスール(以上FC東京)、山瀬功治(川崎)、齋藤学(横浜FM)、小川佳純、田中隼磨、藤本淳吾選手(以上名古屋)のJリーグのOBと現役選手の17名が子どもたちの指導にあたった。

 クリニックの前半では、石川や名古屋に所属する藤本淳吾らによるドリームトークを実施。選手自身の中学生年代での体験談とともに、子どもたちからの質問に答えた。石川は、「夢を叶えるために大切なことは」という質問に対して、「強い気持ちを持ってチャレンジし続けること」とアドバイス。また、「プロになるにあたり1番大切なことは」という質問を受けた藤本は「何か1つ自分の武器を身につけて伸ばして欲しい」とメッセージを送った。

 クリニック後半には、実際に選手たちがボールを用いて子どもたちを指導。選手がパスやシュート、ドリブル、ボールコントロール、GKトレーニングと項目ごとに分かれてクリニックを実施して、指導後はミニゲームを行い、選手と子どもたちが対戦することでともに汗を流した。

 クリニック終了後には、参加した子どもたち全員が着用したTシャツに選手それぞれがサインをしてプレゼント。来年6月にブラジルで行われるFIFA コンフェデレーションズカップ2013の公式試合球で、今回のミニゲームでも使用した『cafusa(カフサ)』にも参加選手のサインを入れて各校に贈呈した。

 参加した柏木は閉会式で、「みんなとサッカーができて楽しかったです。教えると言うよりも、みんなとサッカーができるということで僕らも勇気をもらえるし、がんばろうと思います。プロになるのはなかなか難しいし、簡単な夢ではないけど、自分を信じてサッカーを好きな気持ちを忘れずやっていけたら道は見えてくるんじゃないかなと思うので、頑張ってください」と子どもたちを激励した。

 また、石川はクリニック終了後、「積極的にコミュニケーションを取りながら、選手だけじゃなくてJリーグだったりサッカー協会だったり、サッカーファミリーとしてできることを考えて協力していきたいと思います」と継続的な活動にも意欲を示した。

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