攻撃陣が爆発し圧勝した前橋育英 [写真]=佐藤博之
第101回全国高校サッカー選手権・2回戦が31日に行われ、四学香川西(香川)と前橋育英(群馬)が対戦した。
序盤から主導権を握ったのは前橋育英。13分、華麗なパスワークからのクロスに小池直矢が頭で合わせるも、ここは四学香川西のGK三谷虎大朗が好セーブで阻む。続く24分には、右サイドのクロスに2選手が飛び込むと、今度はこぼれ球を10番の高足善が突き刺しゴールを揺らした。前橋育英が先制に成功する。
試合は前橋育英の1点リードで後半へ進むと、勢いの止まらない前橋育英は47分、ロングボールに抜け出した山本颯太が自らゴール前まで運び、最後は冷静に流し込み追加点。さらに56分には、左サイドからのクロスに小池直矢が頭で合わせ、リードは3点に広がった。
反撃したい四学香川西は直後、右サイドでの仕掛けからPKを奪うと、これを山田晃市がきっちりと決めて1点を返す。それでも前橋育英は67分、ゴール前に走り込んだ山本颯太がスルーパスを受けると、技アリの冷静なフィニッシュで再びゴールネットを揺らす。その後も力の差を見せる前橋育英は、終盤に小池の2ゴール目、堀川直人の追加点も決まってその差を広げた。
試合はこのまま終了。攻撃陣が爆発し6ゴールを重ねた前橋育英が、四学香川西を下して3回戦への進出を決めた。
【得点者】
0-1 24分 高足善(前橋育英)
0-2 47分 山本颯太(前橋育英)
0-3 56分 小池直矢(前橋育英)
1-3 58分 山田晃市(PK/四学香川西)
1-4 67分 山本颯太(前橋育英)
1-5 74分 小池直矢(前橋育英)
1-6 77分 堀川直人(前橋育英)
By サッカーキング編集部
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