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熊本県決勝はPK戦で決着…ルーテル学院が熊本国府を下して全国行き

2020.11.21

 第99回全国高校サッカー選手権大会熊本県予選決勝戦が21日に行われ、ルーテル学院と熊本国府が対戦した。0-0のままPK戦に突入し、PK戦を制したルーテル学院が4年ぶり5回目の全国大会出場を決めた。

 試合は序盤から一進一退の攻防が続く。スコアレスで折り返した後半、ルーテル学院が幾度となく決定的なチャンスを作り出すも、熊本国府はGK吉永縁心を中心に集中力を切らさず、得点を許さない。70分にはルーテル学院の“10番”後藤然のヘディングシュートがクロスバーに直撃し、直後には上田慎明が2本続けて強烈なシュートを放つ。ルーテル学院が怒涛の攻撃を見せたものの、最後までネットは揺れず、試合は延長戦に突入した。

 延長戦に入っても両チームの運動量が落ちることはなく、素早い攻守の切り替えからチャンスをつくり出す。延長後半にはルーテル学院が怒涛のシュートを浴びせるも、熊本国府の体を貼った守備でゴールは生まれず。両者諦めることなく攻守に奮闘したものの、均衡が破れることはなく、決着はPK戦に委ねられた。

 先行のルーテル学院が5人全員成功したのに対し、熊本国府は1人が失敗。PKまでもつれ込んだ死闘を制したルーテル学院が、4年ぶりに全国への切符を勝ち取った。既に全国大会の組み合わせ抽選会は開催されており、ルーテル学院は1回戦で福井県代表の丸岡と対戦することが決まっている。

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