第99回全国高校サッカー選手権大会奈良県予選決勝戦が15日に行われ、山辺が五條を1-0で下し、初の全国大会出場を決めた。
初の選手権行きを目指す山辺と2年連続2度目の全国行きを狙う五條の一戦。試合は前半、1年生ながらキャプテンマークを巻く太田凱翔がネットを揺らし、山辺が先手を取る。後半に入ると同大会2連覇を目指す五條が同点を目指して反撃に出るも、なかなかゴールを挙げることできない。すると60分、相手DFのミスを逃さなかった途中出場の小川礼偉が左足でシュートを沈め、リードを2点に広げた。
まずは1点を返すべく攻撃を続ける五條は27分に決定機を迎える。しかし、島田康佑の放ったシュートは枠を捉えることができなかった。その後も試合が動くことはなく、試合はこのままタイムアップ。山辺がディフェンディングチャンピオンの五條を下し、全国行きを決めている。