2019.09.14

涙を飲んだ夏、勝負の冬へ…名門校が挑む“1回戦敗退”からのリスタート

育成年代を中心に取材活動を展開。

 夏の沖縄で涙を飲んだ2チームが、選手権へ向けて走り出している。大成は激戦区・東京都のインターハイ予選で帝京や堀越、実践学園といった伝統校を破って悲願の全国大会初出場。また、山形の名門・羽黒は、前回王者として臨んだ県予選を勝ち抜いて9度目となるインターハイ出場を果たした。だが、期待を背負って沖縄インターハイに乗り込んだものの、ともに初戦敗退。両校はその悔しさをバネに再スタートを切っている。

 adidasのサポートを受ける大成と羽黒は、8月中旬にadidas社製のフットボールスパイク、『COPA(コパ)』『PREDATOR(プレデター)』『X(エックス)』『NEMEZIZ(ネメシス)』のニューカラーコレクション「HARDWIRED PACK(ハードワイヤードパック)」をテストしてその実力を体感。フィット感に優れ、選手の特性を引き出してくれる一足の力をコンマ数秒のスピード強化、数センチの精度向上に活かし、冬の目標達成を目指す。

取材・文=吉田太郎
写真=山口剛生

初の全国で浮き彫りとなった課題

 大成は、大型DF佐藤イライジャとDF金井渉の両CBや注目の1年生GKバーンズ・アントン、MF宮脇茂夫とMF内田康平との実力派ダブルボランチなど攻守に力のあるチームとしインターハイ初出場。選手たちは初の全国で躍進するという野心を持っていたが、予選を突破したことでの満足感や経験の無さが全国大会で出てしまう。

 名経大高蔵(愛知)との1回戦は「受け身になってしまって、大成らしくない試合だったと思います」(佐藤)。緊張もあって試合の入りが悪く、プレッシングの出足が遅かったという大成は、前半15分に微妙な判定でPKを与えて先制点を献上した。その後、前からのディフェンスやポゼッションで立て直したが、後半立ち上がりにCKから痛恨の2失点目。後半アディショナルに交代出場の2年生FW尾﨑元のゴールで1点を返したが、1-2で敗れた。

 シュート数は13対3だったにも関わらず、1-2で敗戦。内田は「それは選手権に向けて改善しなければいけないところだし、1点の重みを凄く感じて、そこを直さないと選手権予選も東京都は勝ち抜いていけないと思いますし、もし全国出たとしても同じ形でやられるんじゃないかと思います」と語る。

 初の全国ではっきりと課題の出たチームは大会後、ゴール前で決める・守ることのレベルアップや全国の強豪を上回るスピード、精度を求めている。そして、インターハイでは出せなかった大成らしさを試合開始からしっかりと発揮できるように――。トレーニングから明らかにテンション高いプレー、声を続けるなど、リベンジの冬を目指している。

まさかの大敗に涙する選手も

 一方の羽黒にとってもインターハイは力を出しきれなかった大会だった。初芝橋本(和歌山)との1回戦は、MF新井翼やMF荒井潤太、1年生MF吉田真を中心に、後方から丁寧にボールを繋いで攻めるサッカーにチャレンジ。だが、前半は相手のプレッシャーの速さの前にゴールに近づくことができず、守備の連係も欠いたチームは相手の速攻を食らう形で前半を0-3で終えてしまう。

 ハーフタイムに選手間で高め合って迎えた後半、羽黒は立ち上がりから勢いのある攻守で巻き返し、6分にCB池田夏稀(3年)のゴールで1点を返す。その後も流れは羽黒。だが、ここで次の1点を奪うことができなかった。

 荒井は「後半の最初とか自分たちのペースの時間があった。あの時は本当に良かったのでもっと行くべきだったし、未熟さが出たかなと思います」と首を振る。相手を飲み込み切れなかったチームは後半半ば以降に3失点。1-6で大敗を喫した。

 まさかの大敗に試合後は涙する選手もいたという。ただし、選手たちはその悔しさや大敗の経験を力に変えようとしている。エースFW丸山凌巧は「自分たちで、『あそこはこうした方が良いんじゃないか』とか『ここでもっとこうしようぜ』という考え方ができたので、次に繋がるゲームができたと思います」。全国で勝つためにはより攻撃の精度も、攻守における連動性も必要。自分たちの武器をより磨き、レベルアップして冬を迎える意気込みだ。

夏の悔しさは“冬”への糧に

 夏の経験を無駄にはしない。苦い敗戦を糧に、鍛錬の日々を経て逞しくなった姿を選手権全国大会で見せて、勝つ。大成のFW杉田健主将(3年)は「自分たちの気持ちを落とさずにインターハイと違った大成を見せられれば。並み居る強豪の中でも自分たちの力を発揮していけば勝っていけると思いますし、当然目標は優勝です」と力を込め、羽黒のCB渡會幹太主将(3年)は「全国に出たという経験を活かして、これからどう練習に取り組んでいくかとかみんなで話し合って、良い練習をして、まず県予選を勝って全国の舞台でリベンジしたいなと思います。(入学以来、全国で)今まで勝てていないので、先輩たちの涙も見てきた訳ですし、その思いも背負って、そういう舞台に立てることにも感謝してしっかりと勝ちたいと思います」と誓った。adidas製スパイクで足元も強化した才能たちが、冬に全国で舞う。

大成の選手たちが語ったスパイクへのこだわり

■佐藤イライジャ(DF/大成高校3年/X)

―『X』を着用した感想を教えて下さい。
「基本、僕は何でも合う感じの人で(微笑)。デザインとか軽さとかはめっちゃ重視するけれど、履きやすさとかは慣らしていく感じだったんですけれども、『X』は軽くて、デザインも良くて、そんなに薄くもなかったので、次は『X』にしようかなと思っています。自分の足には結構合っていた感じです」

―他のスパイクと違うところは?
「軽さが一番なんですけれども、足への負担とか考えたら『X』が一番良いかなと感じました」

―フィット感は感覚的に違うもの?
「基本的に僕は何でも合うんですけれども、軽さとかデザインで言ったら『X』は良いかなと思いました」

―スカイブルーのデザインはどうかな?
「青と(ポイントに)ピンクも入っていて良かったです。青、好きですね」

―跳躍が増えても負担が少ないなど、自分の良さを引き出せる部分はある?
「(軽いので)足への負担軽減をするために試合で一回履いてみたいなと思ったし、普通に次は『X』にしようかなと思いました」

―走りやすさや蹴りやすさの面はどうかな?
「走りやすかったですし、切り返しも全然問題なかったです。自分に結構合いました。昔、『X』を一回履いたことがあったんですけれども、その時と全然違っていて、軽さもその時は全然軽くないなと思っていたんですけれども、走りやすかったです」

―インターハイで感じたことを教えて下さい。
「インターハイ予選ではやり切った感も僕自信も結構あったんですけれども、やっぱりいざ全国の地に行くと違うなというか、一つ上だな、東京で安心したらダメだなと思ったし、それを選手権で活かすべきだなと思いました」

―自分を出せた?
「もうちょいですかね。あんまり良いプレーというか、結果的には2失点している訳だし、その過程を考えるとあの時ああしていればというところが結構あったので、良いとは言えないです」

―個人的にはどのようなCBに
「ゲームを動かす。そして守備の中心となるCBになりたいです」

―理想のCBは?
「(オランダ代表の)ファン・ダイクみたいな。ゲームを動かすじゃないですか。そういう風になっていきたい」

―選手権での目標は?
「まずは東京の予選を勝ち抜いて、圧倒したいくらいです。圧倒して東京を勝ち抜いて、そこで安心しないで全国で3勝したい。インターハイも3勝したいと思っていてできなかった。できるようにしたい」

■丸山大我(DF/大成高校3年/NEMEZIZ)

―『NEMEZIZ』のニューカラーを履いた感想を教えて下さい。
「締め付け具合がより足の形に沿って、キュッとなっているのが、今回のピンク色の『NEMEZIZ』だと思いますね」

―普段から『NEMEZIZ』を履いている理由は?
「自分はどちらかと言えば、足元のスピード、アジリティーのあるスパイクが欲しくて、重すぎず、軽すぎずの『NEMEZIZ』を選んでいます」

―スパイクでアジリティは変わってくる?
「このスパイクはファーストタッチをこだわったあとの一歩目が速かったり、個人的にはボールの触り具合が凄く良かったです」

―触り具合というのは?
「『COPA』とかですと、アッパーの素材が太いので、タッチは多分柔らかくなるんですけれども、ボールが足に当たっているという感覚的なものでは『NEMEZIZ』が凄く良いです」

―自分の良さを引き出してくれる部分は?
「自分はサイド(左SB)なんですが、サイドは中央に比べて(相手のプレッシャーを受けた際に)逃げるコースが一個少ないという状況なので、そこの一歩だったり、踏み込みの速さだったりが分かれ目になるので、そういうところをこだわっています」

―一歩を出しやすいのは軽さから来る?
「軽すぎず、重すぎずというのが良くて、パスもスパイクが軽すぎるとちょっと足を振りすぎちゃったりというのがあって、重すぎてもスピードが遅くなる。個人的には『NEMEZIZ』がフィットしています。あと、アディダスは細いものも結構出ているんですけれども、これはワイドなので良いです」

―逆にもっと求めたい部分は?
「あえて言うならば、もうちょっと前の厚さは欲しいかなと思います。(DFなので競り合うことが多いことを考えると)つま先の部分が薄すぎるので、もうちょっと『COPA』じゃないですけれども先が安定しているとより良いです」

―ピンクのデザインは?
「色合い的には人気があるんじゃないですかね。明るくて目立ちますし、凄く良いなと」

―選手権へ向けた意気込みを。
「自分は最後の年なので、結果は多分頑張っていれば付いて来るものなので、日々の練習から絶対にサボらず、みんなと高め合って頑張りたいと思います」

―インターハイに出られず、思うところがあるのでは?
「本当に悔しくて、正直どうしたら良いか分からないところもあったんですけれども、自分にとって最後の年という意味では、ここで悔しいとずっと思っているよりは応援しなければいけないと思ったので、一応現地(沖縄)には行かせてもらっていて、そこは全力でサポートに回って応援していました。その分、選手権は悔いのないように出し尽くしたいと思います」

―どういう部分を出したい?
「スタメンであれ、途中出場であれ、声を出したり、みんなを盛り上げることは自分の武器なので、みんなを盛り上げてチームを勝たせたいと思います」

■内田康平(MF/大成高校3年/COPA)

―普段から『COPA』を履いている理由は?
「インターハイ出場が決まった時に天然芝用のスパイクを買おうと思って、前までは他のメーカーを履いていたんですけれども、KAMOのサッカーショップに行った時に初めて『COPA』を履かせてもらいました。その時に凄く感じたことのないフィット感があって、こんなスパイクがあるんだと思って、そこからずっと『COPA』を履き続けていますね」

―色々な選択肢がある中で『COPA』だった。
「履いている感じがないというか、他のスパイクにはないフィット感があるというか、そこは本当に感動して履き始めました」

―プレーしていて良いと感じるところは?
「自分はボランチなので触る回数が多いですし、コントロールが重要。これまでも、そこを重視してスパイクを選んでいたんですけれども、『COPA』を履いてみて凄くボールタッチもしやすいし、パスとかも全てにおいてプレーする時にしっくりするし、コントロールしやすいというのがあります」

―踏み込みや蹴った感触は?
「自分が思っている以上に止まりやすかったですし、細かい横移動もできますし、蹴る時もすんなり蹴れます」

―ニューカラーについては?
「蛍光の黄色なので試合中に目立つじゃないですか。だから、欲しいなと思っています」

―インターハイの結果を踏まえて、選手権への意気込みを教えて下さい。
「インターハイに出たのは良いんですけれども1回戦で特に何もできずにすんなり負けてしまって……。相手はシュート3本で2本決められていて、こっちは13本打って1点しか決められなかった。それは選手権に向けて改善しなければいけないところだし、1点の重みを凄く感じて、そこを直さないと選手権予選も東京都は勝ち抜いていけないと思いますし、もし全国出たとしても同じ形でやられるんじゃないかと思います。日々の練習から一本一本のシュートだったり、全てのプレーの質を上げていかないと全国には行けないし、通用しないと思うので、もう同じミスはしないように、選手権では必ず全国に行ってどんどん勝ち進んでいきたいと思います」

―個人的にはどのようなプレーをしたい?
「インターハイではオフェンスが得意ながらも全然ボールに触れずに特に何もできずに終わってしまったので、そこは大成の攻撃を引っ張る気持ちを持って、しっかり守備もして、チームに貢献しないと出ている意味がないので、出ている以上は責任を持ってもっとプレーに関われたらなと思っています」

■宮脇茂夫(MF/大成高校3年/PREDATOR)

―なぜ試履き会で『PREDATOR』を履こうと?
「普段は『X』を履いていて、『NEMEZIZ』も履いたことがあったんですけれども、自分のポジションとかタッチとか考えて『PREDATOR』を履いてみようかなと思って履いてみました」

―履いた感想はどうかな?良いところ、もっと求めたいところもあれば。
「率直な感想としては、今自分はずっと『X』を履いているので、それに比べるとちょっと重さがあるかなと感じました。あと、かかとのところが『PREDATOR』は前に出てきているのでそこが擦れるというのがちょっと嫌でした。でも、アッパーの段になっているところでコントロールしやすかったり、カーブをかけやすかったり、ゲームをコントロールするというところやパスとかでは使えるなと思いました」

―やはり『X』とはフィット感も違う?
「前のところがちょっと柔らかくて、あと足首を全部囲ってくれているのが『PREDATOR』の特長なので、そこはフィット感が凄くあったので良いと思います」

―攻守の切り替えの部分などで、足が動かないのは大きいのでは?
「横にぐっと力を入れた時もズレたりしなかったので、そこは凄く感触は良かったです」

―この『PREDATOR』はFGだけど踏み込みはどうだった?
「FGなので人工芝は刺さるし、踏み込みとかは全然問題なかったです」

―青のデザインは?
「明るい感じで好きな色でした」

―インターハイでアピールしたい気持ちもあったと思うが?
「インハイは選手権と違って夏ということで色々な方々が見に来てくれているというのもありますし、少しでも試合を多くやりたかった中で1試合で終わってしまったのは自分たちの不甲斐なさが残ります。そういうところではベンチの人たちも含めてもっと見てもらえなかったのは悔しかったです」

―ここから選手権へ向かって行く。
「今はもう1次予選が選手権はスタートしていて、自分たちはインハイ出たのもあって、シード。シードは良い部分もあるんですけれども、自分たちがしっかりとその試合に向けてできなかったら相手は試合を重ねてきているので、自分たちの良いところを出せずに終わってしまうと思う。それを練習とか、リーグ戦とかで補うしか無い。そこは多分個々でやるのは難しいと思うので、チームとして自分が声かけるべきところは声をかけて、練習の質を高めて、緊張感も高めて、試合に近い状況で練習すること。それが自分たちが一番ベストの準備の仕方だと思いますし、自分が(副キャプテンで)その立場にいるので、声をかけて同じところへ向かっていけるようにしたい」

―プレーヤーとしてもスケールアップする。
「選手権もこのままじゃ何も変わらないし、もっと自分の武器を明確に色々な人が見ても分かるくらい一つ大きな武器を手にしたいと思いますし、キックの精度や得点に繋げるところをもっと意識してやっていきたいです」

▼大成高校ギャラリー▼

羽黒の選手たちが語ったスパイクへのこだわり

■渡會幹太(DF/羽黒高校3年/PREDATOR)

―『PREDATOR』を着用した感想を教えて下さい。
「この前のモデルの『PREDATOR』を履いていたことがあって、その時の感触を今でも覚えているんですけれども、こんなにピタッと止まるんだと思っていました。きょう、この新しい『PREDATOR』を初めて履いたんですけれども、かかとが補強されているので中で足が遊ばなくて良いキックが蹴れるかなと思いました」

―『PREDATOR』が自分のプレーで引き出してくれると感じる部分は?
「自分はCBをやっていて、自分の一本のパスでチャンスを作れるようなプレーヤーになりたいと思っています。アッパーにこの凹凸があることでボールに良い回転がかかってくれますし、味方に良いボールを預けて点を決めてくれると思います」

―アッパーの素材でキックが変わる?
「カンガルー皮革だと作れないじゃないですか。こういう人工の皮革で違いを作れるのが良いですね」

―羽黒のスタイルだと後ろからボールを繋ぐのでキックは重要。
「そうですね。自分たちは後ろから繋いでいくということで、良いテンポでボールを回すためには良いコントロールが必要。このスパイクはピタッと止められるので、良さが出るかなと思います。(コンマ数秒を削ることができるし、)良いテンポでボールを回すことができると思います」

―他に良いと思った点は?
「(一枚皮の)ニットになっている。今までのスパイクは重ね合わせたものじゃないですか。横にズレたりして気になってしまうところがあった。でもこれだとズレないし、しっかりフィットされている。足首が締まるので良いですね」

―普段スパイクを選ぶ時にこだわっている部分は?
「一番はフィット感ですね。どんな機能があってもフィット感が無いと試合中気になってしまうので」

―それはいつ頃から気にするようになった?
「高校に入ってからですね。スパイクにこだわりを持ち続けて、ずっとアディダスを履いていたんですけれども、しっかり用品店に行って履いて決めるようにしていますね」

―デザインについてはどう?
「光沢感が良いですね。(フィット感が第一で)二の次ですけれども気にしています」

―インターハイ(1-6で初芝橋本に敗戦)の内容は点差がつくようなゲームではなかったと思うが?
「やっぱり全国の壁は高かったなというのが率直な感想です。自分たちは無失点で試合を終えることを一つの課題にしているんですけれども、あの試合はいっぱい決められてしまって、自分たちはまだまだ、全国のレベルには達していないんだなと思いました」

―個人としてはどうだった?
「自分、キャプテンをやっているんですけれども、もっとチームを盛り上げたら変わったのかなというところと、自分が武器にしたいと思っているロングフィードも全然できなかったので、そこは後悔しているというか、悔しいですね」

―選手権はリベンジの大会になる
「今年、羽黒しか全国を経験できていない。その全国に出たという経験を活かしてこれからどう練習に取り組んでいくかとか、みんなで話し合って良い練習をして、まず県予選を勝って全国の舞台でリベンジしたいなと思います」

■荒井潤太(MF/羽黒高校3年/COPA)

―『COPA』を着用した感想を教えて下さい。
「自分は結構ドリブルが得意なので、ボールタッチのところにこだわっているんですけれども、『COPA』はフィット感が凄い。そういうところで良いスパイクだなと感じました」

―良いドリブルするために、スパイクがもたらしてくれる要素は?
「切り返す時があるので、フィット感がないと対応できないのかなと思います。自分は細かいタッチのドリブルをする方なので、ボールタッチの細かさとか、スピードの変化の時にキュッと速さを上げた時の俊敏性とかを求めています」

―『COPA』のフィット感は求めているレベル?
「凄く良かったです。ボールコントロールは本当に良いと思いました」

―他のスパイクと比較しても良い?
「素足に近いまではいかないかもしれないですけれども、フィット感があるので、触りやすくて他のスパイクの皮革と違うなと感じました」

―ポイントの刺さり具合はどうかな?
「全然悪くない感触でした。(滑らないので)大丈夫だと思います」

―キックについては?
「フィット感があるのでコントロールしやすいと思います」

―靴の中で足が動かない。
「全然動かない感じです。靴の中で足が圧迫されていてフィットされている。特につま先の部分が締まっている感じがします」

―普段スパイク選ぶ時もフィット感を意識する?
「意識しています。足が幅広なので天然皮革を選んで馴染ませたり、結構意識しています」

―逆に気になる部分はある?
「『COPA』を履くとかかとが当たっちゃうので、靴ずれしちゃってそこはちょっと気になりました。あと、軽さは普段履いているスパイクの方が上かなと思いました」

―デザインは?
「イエローよりは黒の方が好きかなと思いました。蛍光はあまり履かないですね。目立つのはあまり好きじゃなくて、恥ずかしい方なので(履くなら黒の方)」

―去年の選手権を経験して、今回のインターハイだった。
「緊張感が凄くあって、去年の選手権は序盤に勢いで叩き込まれて負けてしまった感じがあって、今回はそれを改善しようと意気込んでみんなで行ったんですけれども、やっぱり序盤に立て続けに失点してしまったので、そこはちゃんと自分たちで改善してスピード感ももっと上げて全国で通用するようにしていきたい」

―山形を代表するチームとして自分たちが上に行くしかない
「羽黒がここ数年、インハイ・選手権と立て続けに全国を戦っているけれども1回戦を勝てないというのは恥ずかしいところでもあるし、自分たちが勝たなければいけないという気持ちはチーム全員が持っている。選手権でも山形でしっかり勝って、全国でも今回のインハイの経験を活かしてどんどんレベルアップして、チーム全体が向上心を持って1回戦突破に向けて頑張っていきたいです」

―個人的にももっと魅せられる選手だと思うが。
「チームが苦しい時とかは、個が重要になってくる場面とかがあると思うので、そういうところは自分のドリブルなどが活きると思う。ゴールに向かって仕掛けて起点になれればなと思います」

■山口葉輝(MF/羽黒高校2年/X)

―『X』を着用した感想を教えて下さい。
「自分はスピードタイプの選手なので、スピードを重視した『X』を今回の試着で選ばせてもらいました。感想としては、昔は形が違ったのであまり履くことがなかったんですけれども、今回はフィット感が良くて足首が締められて良かったのと、アッパーが薄かったんですけれどもタッチが凄くしやすくて、凄く良いスパイクだなと思いました」

―スパイク選びはよりスピードを出すためという部分が大きい?
「そうですね。次への一歩というか、先に触るとかそういう部分で自分は軽さを追求していて、これは軽いので次の一歩が出やすいのかなと自分では思っています」

―今まで『X』を選んでいなかった理由は?
「他のメーカーが格好いいなと思ったのと履きやすさもあって、アディダスを選ばない偏見がありました」

―実際に履いてみて、どこで軽いなと感じた?
「足を上げる時に楽だなというのがありますし、全体的に薄いのでタッチもしやすいですし、そういうところで軽さが出ているんじゃないかと思います」

―履いた時に「軽!」という感覚?
「履いて、足を上げた時に『軽いな』と」

―ドリブラーとしては、タッチや切り返しが上手くできるかも気になるところでは?
「今回土のグラウンドで、このスパイクは芝用のFGなのでポイントの高さがあったんですけれども、芝だったら刺さるなという感じがしましたし、切り返しの部分は上手く刺さってできるんじゃないかと思いました」

―スパイクが違うことで自分のドリブルはどう変化する?
「やっぱり合わないスパイクだと靴の中で足がズレちゃって、少しタッチが変わっちゃったりして、ミスしたり、自分のやりたいようなタッチができなかったりすると思います。その中でこれは足の中でズレないし、タッチもしやすかったので、ドリブルもしやすいのかなと思いました」

―足の中でズレないことも大きい。
「ニットなので自分の足に合うようになっているんですけれども、締めた時にキュッとなるのと中敷きも良いし、かかともズレないようになっているかなと思いました」

―もっと求めたい部分はある?
「アディダスの方に『もっと皮革は伸びるんですか』と聞いたんですけれども、『あまり伸びない』と言われたので、それがもう少し伸びれば足もキュッとハマって履きやすいのかなと思いました」

―デザインは?
「良いですね。水色は好きな色なので、良い組み合わせだなと思いました。明るい色が好きなので格好良いなと思いました」

―インターハイの感想を教えて下さい。
「何もできなかったというのが一番ですね。その中であれだけ得点を許してしまって1点しか取れなかった。自分たちの時間帯の中でもう少し得点に直結するようなプレーができれば追いつくこともできたし、逆転することもできたので、その中でクーリングブレイクがあったんですけれども、その後に失点を許して本当にみんな崩れてしまった」

―初芝橋本のSBは力があったと思うが。
「自分は左SHだったんですけれども、相手の右SBの選手はCKのキッカーとかも務めていて凄く良い選手だったので、どう抜こうかどう抜こうか考えている間に終わってしまっている」

―今後、どう進化していく?
「自分の中でもそういう選手と夏の時点で戦うことができたので、そういう選手が全国にうじゃうじゃいると思うと、もっともっとドリブルを追求して1対1をもっともっとして、こういう相手にはこういうドリブルで抜くとか考えてやっていかないといけないと思いました」

―個人として、どういうプレーヤーになりたい?
「サイドプレーヤーなんですけれども、もっと得点を狙ってチームのために色々なことができるようにしたい」

■丸山凌巧(FW/羽黒高校3年/NEMEZIZ)

―『NEMEZIZ』を履いた感想を教えて下さい。
「凄く足にフィットするというか、全部足にフィットして凄く走りやすかったし、ボールタッチも凄くやりやすかったですし、(他のスパイクと比べても)一番切り返しとかもしやすかったので、凄く良かったかなと思います」

―特に良かったなと思う部分は?
「ポイントが多いということもあるかもしれないんですけれども、凄く切り返しの部分がやりやすかったですね」

―前のポジションの選手にとっては大事になってくる部分。
「FWやっているんでアジリティとか俊敏性とか大事にしているので、切り返しとかできると凄くやりやすいなと思います」

―自分の良さについて、スパイクで左右されてくる部分がある?
「自分の良さは空中戦の強さのところとか、シュートの決定力の部分。でも、それもボールタッチの部分が凄く大事ですね」

―フィット感は特にどこが良い?
「イメージとしてはアウトサイドも、甲も、インサイドも一枚のテープで丸められている感じというか、隙間もなくフィット感というのはやっぱり凄いなと思いました」

―普段からスパイク選びで意識していることは?
「フィット感や軽さを意識しています。あと、フィットしているとボールタッチとかもミスらないですし、フィードとかも大事になるので意識しています」

―デザインはどうかな?
「蛍光色はあまり履かないんですけれども、(他のサイロも含めて)色々な色があって凄いなと思いました」

―芝でプレーするとまた違うと思うが?
「きょう履いてみて、土だったんですけれども、凄く切り返しの部分とかやりやすかったので、芝でも大丈夫なんだろうなと思いましたね」

―逆に求めたい部分はある?
「フィット感とか良かったんですけれども、ちょっと重く感じたのがあったので、もうちょっと軽かったら良いなと思いました」

―『COPA』も履いていたということで『COPA』の感想も教えてもらえるかな?
「『COPA』も結構ワイド気味で、自分は結構そっちも履きやすくて、ボールタッチの部分とかも全然気にならなかったので凄く良かったですね」

―個人としては今年、かなり点を獲れているが。
「FWをやり初めてまだ3、4か月しか経っていなくて。去年はサイドハーフで今FWをやっているんですけれども、動き方も自分で工夫してみたりとか、そういう部分で凄く楽しい部分とかあるので、枠にとらわれないようにしていますね」

―自分のFWとしての良さは?
「自分はヘディングの強さとかゴール前での決定力。自分が身体を張ってボールを収めて2列目とか前に出てくる人のためにボールを収めたりとかは得意としています」

―リーグ戦でも取れている。
「リーグ戦では今、得点ランキング2位ですね。裏の動きも凄くするようになりましたし。それだけじゃなくて、自分も点を獲りたいんですけれどもチームのために動く。身体をしっかり張るところは張ったり。あと普段からコーチとかに『ゴール前でクロスにしっかりと飛び込め』と言われている。そういう泥臭さも出てきたので、それで点を獲れるようになってきていると思いますね」

―冬の目標を。
「自分は得点を獲っての自分だと思うので、チームを助けられるとしたら点を取ることだけ。やっぱり点を獲ってチームを少しでも楽にすることが大事だと思いますし、山形では普通に得点王を狙えるくらいじゃないとダメだと思うので、そういう部分では狙っていきたいと思います」

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