2018.12.29

<仙台育英>インハイでの悔しいPK敗戦を糧に 2年生GK佐藤文太の成長【選手権出場校紹介】

佐藤文太
仙台育英の守りを最後方から支える2年生GK佐藤文太 [写真}=吉田太郎
育成年代を中心に取材活動を展開。

 選手権出場33回、65年度にベスト4進出も果たしている仙台育英は、宮城県を代表する伝統校だ。サンフレッチェ広島の城福浩監督の実兄、城福敬監督が率いるチームは、今回の県予選4試合でわずか1失点。宮城県下ナンバーワンのCB志村滉(3年)やGK佐藤文太(2年)を中心とした守備については「重点的に夏からやってきた」(左SB堀江凛太郎主将、3年)こともあって現在、自分たちの強みとなっている。

 今夏のインターハイは、1回戦で日章学園をリードしながらも後半アディショナルタイムに追いつかれてPK戦で惜敗。勝った日章学園が準々決勝まで勝ち上がり、優勝校の山梨学院を追い詰めたことを考えると、仙台育英にも躍進する可能性が十分にあった。

 欠けていた勝負強さと耐える守備。敗因となった部分を改善させてきた。加えてPK戦での敗戦は注目守護神、佐藤の成長の糧に。PKの練習を重ねて迎えた選手権予選の決勝はPK戦となったが、佐藤は3連続セーブの大仕事をしてのけ、優勝の立て役者になった。「(後半終了間際に)自分の失点があったからこそ、最後のPKで責任を果たすという意味で結果を出せて良かったと思っています」。チームを勝たせるプレーで夏の無念を一つ晴らした。

 佐藤はアルビレックス新潟U-15出身で1年時から伝統校・仙台育英のゴールを守る。「1年の頃から(監督の)城福さんに出させてもらっている。1年生の時はあまりいいプレーができなかった分を2年生で成長させて、選手権の予選を通していいプレーができて成長できたかなと思っています」と成長の実感を口にする。

 最大の武器は183センチの長身と反射神経を活かしたセービング。新潟の守護神として君臨したGK野澤洋輔(19年アルビレックス新潟復帰)やGK東口順昭(ガンバ大阪)、GKエデルソン(マンチェスター・C)に憧れ、彼らのプレー動画などを見て、セービングやフィードを学んできた。

 2年生守護神にとっては2度目の選手権だが、重圧はそれほど感じていないのだという。今大会が最後となる3年生と楽しむことを意識しながら、一試合でも多く先輩たちと戦うことを目指す。

取材・文=吉田太郎

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