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東京A代表は国士舘!15年ぶり4度目の選手権へ 大成は初の決勝で1点遠く

2018.11.17

東京都予選Aブロックを制した国士舘 [写真]=野口岳彦

 第97回全国高校サッカー選手権大会の東京都予選Aブロック決勝が17日に行われ、大成と国士舘が対戦した。初の予選決勝となった大成は勝てばもちろん初の選手権。国士舘も勝てば15年ぶりの久々の全国となる。

 大成は攻撃時に3バック、守備時はスライドする4バックシステムを使用。国士舘は丸山龍基をトップに置く4-2-3-1でスタート。前半はゴール前でのシーンは多くなかったが、ハーフタイム間際の37分に国士舘がセットプレーから先制する。左サイドのコーナーからニアサイドへのボールへ飛び込んだ濱部響之介(3年)が右足アウトサイドでうまく合わせてネットを揺らした。

先制点を決めた濱部(中央) [写真]=野口岳彦

 大成は直後に神谷琉(3年)の右サイドからのクロスを風岡信哉(3年)がダイビングヘッドで合わせたがポストに。後半に入ってから60分にはペナルティーエリア内で原田晃希(3年)が倒されてPKを獲得したが、左へのシュートは国士舘GK小松直登(3年)がストップ。こぼれ球を原田がもう一度押し込もうとしたが、小松が続けてビッグセーブを見せた。

 1点が遠い大成は結局、国士舘のネットを揺らすことができず、1-0で終了。国士舘が15年ぶり4回目となる高校選手権出場を決めた。

応援団と喜びを分かち合う選手たち [写真]=野口岳彦

【スコア】
大成 0-1 国士舘

【得点者】
0-1 37分 濱部響之介(国士舘)

【スターティングメンバー】
大成(3-3-1-3)
柴田憲伸(3年):今西奏真(2年)(80分 海老澤光(3年))、佐藤イライジャ(2年)、金井渉(2年):神谷琉(3年)(60分 阪口駿(2年))、宮脇茂夫(2年)、山梨雄也(3年):内田康平(2年):原田晃希(3年)(67分 杉田健(2年))、風岡信哉(3年)(57分 児島進之介(3年))、大石勇冴(2年)

国士舘(4-2-3-1)
小松直登(3年):村崎海斗(3年)、長島佑仁(3年)、永吉風太(3年)、菊地駿斗(3年):長谷川翔(3年)、濱部響之介(3年)(77分 井上優太(3年)):佐藤慶哉(3年)(64分 荘原聡(3年))、柳陽哉(3年)(65分 福田竜之介(3年))、唐澤大地(3年):丸山龍基(3年)(69分 田中壮太(3年))

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