2018.01.01

作陽が“変幻自在”な戦いで4発圧勝…主将DF蓮輪真琴「チームワークには自信がある」

作陽
作陽が4得点を奪い、快勝した [写真]=吉田孝光
10年以上にわたり女子サッカーを追いかける気鋭のライター

 第26回全日本高等学校女子サッカー選手権大会は31日、兵庫県内で2回戦の8試合が行われた。

 今夏の全国高等学校総合体育大会(インターハイ)でベスト4の岡山県作陽高校(中国1/岡山)と、開志学園JSC高等部(北信越1/新潟)の対戦は、作陽の一方的な時間が長い試合となり、4-0で作陽がこれを制した。

 作陽は力強いキックを武器に前線の選手が積極的に仕掛け、開志学園を前半から圧倒。開志学園は左サイドからMF中貝夢がキレ味のあるドリブルを披露するが、いずれの攻撃も単発で、次々にシュートを放っていく作陽の攻撃が実を結ぶのに、長い時間はかからなかった。

 16分から28分までに作陽は3得点を決めて前半で3-0とすると、後半は選手を次々に代えると同時に、FWで出場していた越島杏佳を右サイドバックにポジションチェンジし、センターバックの谷口清夏を左サイドバックにスライドさせたりと、変幻自在な戦いで開志学園を惑わせていく。

 後半終了間際には、途中出場したMF高橋萌々香が作陽の4点目を挙げ、4-0の完勝で作陽のベスト8進出が決まった。

「サッカー理解を深めるために、様々なポジションに選手を置くことで、相手は読みづらくなっていると思う」と、作陽の池田浩子監督は、流動的なポジショニングで相手を凌駕する戦いに大きな手応えを得ている様子。

 その一方、80分を通して左サイドハーフに固定してドリブル突破を仕掛け続けた2年生の作陽DF山田優衣は、チームの2点目と4点目をアシスト。「自分の中ではまだまだ」と謙虚だが「次の準々決勝も、自分の左サイドからチームを勝たせるプレーをしたい」と、さらなる活躍を誓った。

 長距離の直接フリーキックをゴールに収めた作陽キャプテンのDF蓮輪真琴は、メンバーが次々に代わっていくDFラインをまとめながら、攻守に大活躍。「今季は『みんながみんなのために』をキーワードに強化してきた。チームワークには自信があるし、得点差をつけることで、これまで出場していない選手が出やすくなると思っていた」と笑顔で話し、快勝とチームの底上げの両面を達成したことに満足そうな表情。

 しかし、中1日で行われる準々決勝・修徳高校(関東1/東京)戦は、苦戦を予想しているようで、「1年生の時に修徳戦で逆転負けしているので、今回はリベンジしたい。私はディフェンダーだが、攻撃も好きなのでチャンスがあったら…」と、2試合連続得点も狙っている様子だった。

文=馬見新拓郎

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