全国高校総体(インターハイ)男子サッカー競技決勝が4日に行われた。
前年準優勝の流通経済大学付属柏高校(千葉1)と日大藤沢高等学校(神奈川)が対戦。
試合は0-0のまま前半を折り返す。しかし、後半66分に均衡が破れる。流経大柏のスローインにペナルティーエリア内で反応したMF熊澤和希。胸トラップから一瞬で前を向くと、迷わず右足を振り抜き先制点をあげる。このゴールが値千金の決勝点となり、会場となったユアテックスタジアム仙台は歓喜に包まれた。
昨年に決勝で無念の敗北を喫した流経大柏が1年越しの悲願を達成。2008年以来9年ぶりとなるインターハイ優勝を成し遂げた。