第95回全国高校サッカー選手権大会準決勝が7日に行われた。
準決勝第1試合では、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016チャンピオンシップとの2冠を狙う青森山田(青森)が、23分にDF三国スティビアエブスの得点で先制。直後に東海大仰星(大阪)へ同点ゴールを許すが、前半終了間際にジェフユナイテッド千葉内定MF高橋壱晟が、4試合連続得点となる勝ち越しゴールを叩き込んだ。結局これが決勝点。青森山田が7大会ぶりのファイナル進出を決めた。
続く準決勝第2試合では、佐野日大(栃木)と前橋育英(群馬)の関東勢同士が激突。試合は前半にMF高沢颯が得点を決め、前橋育英が先制。後半に追加点を奪えなかった同校だが、佐野日大を0得点に抑えて完封勝利を収めた。前橋育英は優勝を逃した93回大会以来、2年ぶりの決勝へ駒を進めている。
この結果、9日のファイナルでは青森山田と前橋育英が対戦することに。青森山田はここまでの4試合で15得点と攻撃が好調。対する前橋育英はここまでの5試合で無失点と強固な守備を誇っている。決勝ではともに大会初制覇を目指す。
■準決勝結果
東海大仰星(大阪) 1-2 青森山田(青森)
佐野日大(栃木) 0-1 前橋育英(群馬)
■決勝カード(埼玉スタジアム2002/2017年1月9日14時05分キックオフ)
青森山田(青森) vs 前橋育英(群馬)
▼青森山田
2回戦 5-0 鵬翔(宮崎)
3回戦 5-0 聖和学園(宮城)
準々決勝 3-1 正智深谷(埼玉)
準決勝 2-1 東海大仰星(大阪)
▼前橋育英
1回戦 3-0 明徳義塾(高知)
2回戦 0-0(5PK3) 市立船橋(千葉)
3回戦 1-0 遠野(岩手)
準々決勝 2-0 滝川第二(兵庫)
準決勝 1-0 佐野日大(栃木)
By サッカーキング編集部
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