PK戦までもつれる熱戦を宮崎代表の鵬翔が制した [写真]=足立雅史
第91回全国高校サッカー選手権決勝が19日に国立競技場で行われ、ともに初優勝を目指す宮崎代表の鵬翔と京都代表の京都橘が対戦した。
14日に開催予定だったが降雪のため順延となった一戦は、互いに無得点のまま前半終了間際を迎えるが、41分に均衡が崩れる。京都橘が林大樹の得点で先制に成功した。
京都橘の1点リードで前半を折り返すと、鵬翔は後半から中濱健太を投入。後半開始早々の49分には、鵬翔の芳川隼登がCKをヘディングで合わせて同点ゴールを挙げた。
振り出しに戻ると、64分に京都橘の仙頭啓矢が勝ち越しゴールを奪取。ところが鵬翔も83分に矢野大樹がPKを沈め、再び同点に追いついた。
打ち合いとなった試合は、2-2のまま90分が終了。10分ハーフの延長戦でも決着がつかず、突入したPK戦を5-3で制した鵬翔が初優勝を飾った。
なお、宮崎勢としても大会初制覇となった。
[写真]=足立雅史