Jrユース設立へ！ Fリーグのポルセイド浜田が地域活性化を目指してトークンを新規発行＆販売開始

　ブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE｣を提供する株式会社フィナンシェは2日、島根県浜田市を拠点とするフットサルチーム「ポルセイド浜田」が「下部組織（Jrユース）」設立を目指してトークンの新規発行と販売を開始したことを発表した。

　ポルセイド浜田は、「地域の子供たちの目指す場所になること」と「地域の方々の誇りになること」をクラブのビジョンに掲げており、このビジョン達成に向けたプロジェクトの第1弾として、「下部組織（Jrユース）」を設立することが今回のトークン発行の目的となる。

　今回、「下部組織（Jrユース）」を設立するきっかけは、現在のポルセイド浜田が所有している下部組織がU－12のみに留まっており、将来のある子供たちがフットサルに触れ合う機会が少ないという実情があるため。「下部組織（Jrユース）」の設立を果たすことで、浜田市の子供たちのみならず、浜田市外・島根県外の子供たちにも「何かを成し遂げることの大切さを」伝え、「夢を追う為の機会創出」を支援したいとの思いがある。

　そのため、浜田市にゆかりのある人たちや、その考えと活動に共感してくれる人たちと出会い、ビジョンを達成していきたいと考え、今回トークンの発行を決定した。また、ポルセイド浜田は、今回のトークン発行を機に「トークン」を活用した新しいチーム運営にも挑戦。その第一歩として、ポルセイド浜田とスポンサーとの応援の証としても、新しい取り組みである「トークン」を活用していく。

今後の活動では、ビジョン達成に向けたプロジェクトの一つとして、トークンホルダーと創るポルセイド浜田主催の「Jrユース」向けの大会も考えているとのこと。

■トークンの役割
トークンとは応援する「しるし」や「証」の役割を果たすデジタルアイテム。スポーツ団体やアスリート等が、FiNANCiEならではのファン参加型コミュニティの形成等、新しい応援の形を実現するためFiNANCiE上で発行している。

■トークンの特徴とできること
　ファンは、発行されたトークンを保有することができる。トークンを保有することで、スポーツ団体やアスリートがコミュニティで企画する投票企画や抽選企画に参加可能となる（企画内容により、保有数の制限などで参加できない場合も）。また、トークンはそれ自体が価値を有し、保有者のニーズに応じて1トークンあたりの価値が変動していく特徴もある。