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【Fリーグ】立川・府中が逆転で浦安からリーグ戦2年ぶり勝利を挙げる

2018.10.13

立川・府中のジョーが3ゴールの活躍

[10.12 F1第18節 浦安 3-4 立川・府中 小田原 486人]

 Fリーグ・ディビジョン1は12日、第18節の3試合を小田原アリーナで行った。第3試合では11位のバルドラール浦安と2位の立川・府中アスレティックFCが対戦した。直近のリーグ戦6試合では浦安が4勝2分けだったカードは、4-3で立川・府中が勝利している。

 チーム記録となる6連勝を目指す府中だったが、この試合で先制したのは今季初の連勝を目指す浦安。前半2分に速攻を仕掛けると、FP宮崎岳からのパスを受けたFP加藤竜馬が先制点を挙げた。

 対する立川・府中も4分に右サイドを突破したFP皆本晃の折り返しにFP上村充哉が合わせたが、決定機でシュートを枠に飛ばせなかった。前半4分にはFP永島俊の突破からセットプレーを得た浦安は、FP田口友也のボレーシュートがDFに当たって決まり、リードを2点に広げた。

 立川・府中も6分、左サイドのFP内田隼太がゴール前に送ったボールをFP酒井遼太郎が落とし、最後はFPジョーがゴールに決めて1点を返す。しかし、浦安は8分にFP野村啓介のパスから加藤が自身2点目のゴールを決め、再び点差を2点に戻した。

 その後は互いにチャンスをつくりあうが、最後の部分で精度を欠き、得点することはできなかった。前半16分には敵陣でボールをカットしたFP完山徹一を田中がファウルで止めて警告が出る。これで浦安は5ファウルとなり、次のファウルからは立川・府中に第2PKが与えられることとなった。

 ビハインドの立川・府中は17分に左サイドから内田が折り返したボールにFP渡邉知晃が合わせるものの、シュートはクロスバーの上へ。18分には立川・府中のファウルも5を数え、両チームともにファウルを警戒しないといけない状況になった。このまま前半は浦安が3-1とリードして折り返した。

 後半4分には立川・府中がキックインを受けたジョーのゴールで、再び1点差に詰め寄る。さらに8分にも速攻からジョーがゴールを決めてハットトリックを達成し、3-3の同点に追いついた。

 追いつかれた浦安は、後半9分にペナルティーエリア外で手を使ってボールを扱ったと判定されて、GK藤原が一発退場となる。浦安はGK福重勝徳を入れ、失点するまではFP3人で2分間を戦わなければならなくなった。逆転するチャンスを得た立川・府中は、このFKを皆本が直接沈めて4-3と試合をひっくり返した。

 さらに後半13分には浦安のファウルが5つとなる。同15分にはシュートを打ちに行った立川・府中の皆本がディドゥダのスライディングを受けて負傷するが、ファウルは認められなかった。

 浦安は残り3分を切り、タイムアウトを取って宮崎をGKにしてパワープレーを開始する。残り9秒、ボールを失った浦安はファウルで立川・府中の内田を止め、第2PKを与えてしまう。それでも渡邉のシュートをGK揚石創が止めて、リードを広げさせなかった。残り1秒、再び浦安はファウルをして、立川・府中に第2PKが与えられたが、完山のシュートを再び揚石が止めたところでタイムアップ。立川・府中が4-3で勝利し、クラブ記録となる6連勝を達成した。

記事=futsalX

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