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【フットサル日本代表】イラン遠征初戦、日本はウクライナに1-3で敗れて黒星スタート

2018.09.24

初戦でウクライナに敗れたフットサル日本代表

[9.23 4カ国対抗戦 日本 1-3 ウクライナ タブリーズ]

 イラン遠征を行っているフットサル日本代表は23日、4カ国対抗戦の初戦でウクライナと対戦した。日本は1-3で敗れている。なお、この試合でFP内田隼太が国際Aマッチデビューを果たしている。

 日本にとって2012年のフットサルW杯、決勝トーナメント1回戦以来となるウクライナ戦。日本代表の先発はGKピレス・イゴール、FP安藤良平、FP吉川智貴、FP星翔太、FP西谷良介の名古屋セットだった。セカンドセットは、FP滝田学、FP森岡薫、FP室田祐希の町田トリオに加え、FP加藤未渚実。そしてサードセットには、FP内村俊太、FP小門勇太、FP内田隼太、FP皆本晃と湘南の2選手と立川・府中の2選手をセットを組み込み、同一チームを同じセットに選んだ。

 試合は時間の経過とともにウクライナが日本のゴールに迫る場面が増えていく。キックインからピンチもあったが、GKイゴールが体を張って守り、得点を許さない。ブルーノ・ガルシア監督は選手の入れ替えを行い、安藤、吉川、西谷、森岡のセットを入れる、ウクライナはCKからのボレーや、高い位置でボールを奪ってカウンターと好機をつくるが、GKイゴールが守り抜く。

 ほとんどシュートを打てていなかった日本だが、吉川のシュートが相手にあたってCKになったタイミングで、星、加藤、滝田、室田のセットになるとチャンスを作り出す。右サイドから加藤がドリブルを仕掛けてGKを引き出し、中央にパス。これを受けた星がシュートしたが、DFにブロックされて得点はできなかった。さらにサードセットに戻ると、小門がゴール前でチャンスを得たが、シュートはGKに阻まれてしまう。

 攻撃のリズムができ始めていた日本だったが、相手陣内から攻撃を組み立てられ、スピードに乗った攻撃を止められずに先制点を決められてしまった。ここでブルーノ監督はタイムアウトを取り、名古屋3人と森岡のセットを投入する。その後、日本は加藤のドリブルからチャンスをつくる場面もあったが、同点に追いつけないまま前半を終えた。

 後半、日本はGKを関口優志に変える。日本はボールを回すものの、アタッキングサードに入るまでにミスが起きてシュートまでいくことができない。それでも左サイドでキックインを得ると、吉川が浮かせたボールから安藤がボレーシュートを決め、1-1の同点に追いついた。

 同点に追いついた日本はセカンドセットに変更する。すると前からのプレスがハマるようになる。滝田のパスから、森岡がトラップで相手を出し抜きシュートまで持ち込んだが、枠を外れていった。ブルーノ監督は、森岡に代えて小門を入れて組み合わせを変更。ここでウクライナに決定機をつくられたが、ゴールライン上に戻った加藤がブロックした。しかし、前からのプレスをかわされると、またもスピードに乗った攻撃をくらう。前の選手の戻りが遅れたこともあり、ゴール前で数的優位をつくられ、勝ち越しゴールを決められた。

 再びビハインドとなった日本は、皆本の守備から速攻に転じ、西谷とのワンツーから皆本がゴールを狙ったが、シュートはGKの顔に当たってしまう。安藤、吉川、森岡、西谷のセットになると、安藤や西谷が良い形でシュートを打つ場面もあったが、同点ゴールを決められない。敵陣で試合を進めていた日本だったが、CKからゴールを決められ1-3と点差を広げられてしまった。

 日本は良い形でボールを奪ってシュートまでいくものの、フィニッシュで枠を捉えられずに点差を縮めることができない。後半17分、日本はCKを得たところでタイムアウトを取り、安藤、加藤、吉川、森岡の組み合わせにGK西谷でパワープレーを開始する。吉川が一度、シュートを打つ場面はあったものの、それ以外ではウクライナの守備を崩しきれずにタイムアップを迎えた。

 初戦でウクライナに黒星を喫した日本は24日、開催地のイランと対戦する。

記事=futsalX

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