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名古屋オーシャンズサテライトが地域チャンピオンズリーグ連覇達成

2018.02.20

 2月16日(金)から3日間にわたり、フットサル地域リーグ所属チームによる全国大会「第18回DUARIG F地域チャンピオンズリーグ2018」が行われ、前年度優勝チームの名古屋オーシャンズサテライト(東海地域第1代表)が2連覇を達成した。

 名古屋サテライトは1次ラウンド初戦、R,D/DINO’Sに7-0で完封勝利し好スタートを切ると、つづく東温K-LUZ戦で12-1と大勝。最終戦は同じく2勝で決勝ラウンド進出に王手をかけるヴィンセドール白山との一騎打ちとなったが、6-2で勝利し決勝ラウンドへと駒を進めた。

 18日の準決勝、ランブレッタ福岡戦では5分にセットプレーからFP水谷颯真が先制点を挙げると、7分、8分とFP脇山蓮が追加点。福岡も終了間際に追い上げを見せるが、逃げ切った名古屋サテライトが決勝進出を決めた。

 決勝はMICALO SENDAIとの接戦を制したMEMBER OF THE GANGと、東海地域同士の対戦となった。名古屋サテライトは開始わずか25秒でFPペピータのアシストから脇山が先制するが、その後はGANGの人数をかけた守備に苦戦を強いられる。しかし、17分にFP橋本優也との連携からペピータが得点し前半を折り返すと、後半はコンスタントに得点を重ね、リードを広げた。FP大谷真一をGKに置いたパワープレーで巻き返しを図るGANGだったが、脇山が2点を追加し、今大会3度目のハットトリックを達成。無失点に抑えた名古屋サテライトは、8-0で快勝し、2年連続で王座に輝いた。


 今大会は前年度と異なり、最終日に準決勝と決勝が行われる過密日程となったが、地域リーグ所属でありながら選手層の厚い名古屋サテライトは、試合によって先発メンバーや出場時間を調整しながら4試合を戦った。若山伸太郎監督は「1日目が1試合だったということと、選手を全員出しながら試合展開によって疲労が溜まらないようにコントロールできたので、それが決勝までうまくつながったかな、と思いました」と勝因を語った。

 4試合で11得点を挙げ、最優秀選手賞、得点王をダブル受賞した名古屋サテライトの脇山蓮は「優勝できたこともうれしいですし、個人賞を2つ取れたこともうれしいです。自分にできることは点を取ることなので、今大会はしっかり点を取って、チームに流れを寄せて勝つことを常に考えていました。それが結果につながってうれしいです」とコメントを残した。

 若山監督はその脇山を「点を取る能力は非常に高い」と評価しながらも、「全日本(フットサル選手権)ではFリーグでのチームを相手に同じようにゴールを決められるように成長してほしいと思っています。彼のプレースタイル的に、局面によっては守備のポジショニングなどが苦手な部分があるので、そこがもう少し上達してこないと相手には攻められるひとつのポイントになってしまう。攻撃も、自分でいくところ、味方を生かすところ、選択肢をふたつ持って、それを柔軟に出せるようにFリーグチームに対してもいいプレーをしてもらいたいと思います」と話した。

 名古屋サテライトは今シーズン、Fチャレンジリーグ、東海フットサルリーグ、フットサル地域チャンピオンズリーグの3大会で優勝を収めている。3月2日(金)から開催される全日本フットサル選手権では、Fリーグに所属する府中アスレティックFCと同グループで予選を戦い、駒沢で行われる決勝ラウンド進出を目指す。

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