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名古屋オーシャンズ、2年ぶり10度目のリーグ王者に輝く/Fリーグ

2018.01.22

2年ぶり10度目のリーグチャンピオンに輝いた名古屋オーシャンズ

 20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、DUARIG Fリーグ2017/2018の決勝が行われ、リーグ戦1位でプレーオフに出場した名古屋オーシャンズが2年ぶり10度目のリーグチャンピオンに輝いた。

 決勝の対戦相手はリーグ戦2位でプレーオフに出場し、1回戦、準決勝を勝ち抜いたペスカドーラ町田。2年連続で決勝の舞台に立った町田も、悲願の初優勝を目指した。

 決勝は第1戦から激しい戦いが繰り広げられた。先制したのは町田。自陣でボールを奪ったFP中井健介が名古屋GK篠田龍馬を右にかわし、シュートを突き刺した。町田のリードで迎えた後半だったが、開始わずか14秒でフリーキックを得た名古屋は、これをFP吉川智貴が直接決めて試合を振り出しに戻す。27分にはカウンターから西村祐飛がゴールし、再度1点をリードした町田だったが、絶対的な守護神、ピレス イゴールが決定機阻止で退場となってしまう。数的優位となった名古屋はこれを生かしFPヴァルチーニョが同点ゴールを決めると、その後も2得点を追加し4-2で勝利した。

 1戦目の結果により、優勝には3点差以上での勝利が必要となった町田。第2戦は出場停止となったイゴールに代わり、GK小野寺優介が先発出場した。両者チャンスを作りながらも得点が生まれないまま迎えた前半終盤、コーナーキックからFPルイジーニョが左足でゴールを突き刺し、名古屋が先制点を奪う。0-1で迎えた後半、少なくとも4得点が必要となった町田は攻勢に出るが、逆に名古屋が追加点を挙げ、点差が広がってしまう。15分以上を残し、FP滝田学をGKに置きパワープレーを仕掛けるが、直後に交代でピッチに出たGK小野寺が名古屋FP星龍太のシュートを顔面ブロック。このセーブで小野寺は倒れ込み、しばらく試合が中断するが、その後立ち上がりプレーを再開すると、会場から拍手が巻き起こった。

 この気迫のプレーに呼応するように町田のFPが躍動する。名古屋のコーナーキックをカットしたFP森岡薫が前線へボールを運ぶと、パスを受けたFPダニエル サカイがゴールし1点差へ。ここから巻き返しを図りたい町田だったが、FPヴァルチーニョにパワープレー返しを浴び、再度2点を追う展開に。FP吉川の得点で点差を広げられた町田は、38分にFP森岡が意地のゴールを決めるが、残り1分を切ったところでFPラファに得点を許すと、終了直前にFPヴァルチーニョが放ったシュートがゴールネットを揺らし試合終了。6-2で快勝した名古屋が、2年ぶりのリーグチャンピオンに返り咲いた。

 2017/2018シーズン年間表彰は下記のとおり

▽優勝
名古屋オーシャンズ

▽準優勝
ペスカドーラ町田

▽フェアプレー賞
湘南ベルマーレ

▽最優秀選手賞
ラファ(名古屋)

▽ベスト5
ピレス イゴール(町田)
ロドリゴ(湘南)
ラファ(名古屋)
西谷良介(名古屋)
森岡薫(町田)

▽得点王
渡邉知晃(府中)

▽新人賞
齋藤功一(名古屋)

▽最優秀審判員賞
小林裕之(フットサル国際審判員)

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