2017.12.21

高さを生かした攻撃で全国の頂点に…大阪セントラルFCが、EXILE CUP 2017を制覇!

サッカー総合情報サイト

 小学4年生から6年生を対象にしたフットサル大会「EXILE CUP 2017」の決勝大会が、12月10日に愛媛県今治市のありがとうサービス.夢スタジアムと、隣接する今治市営スポーツパークサッカー場で開催された。

 今年で8回目を迎えた「EXILE CUP」。決勝大会は9月に開催が予定されていたが、台風の影響を受け、日程が延期に。開催時期を夏から冬にずらし、全国9地区11会場の予選を勝ち抜いた11チームに、決勝大会開催地域枠1チームを加えた12チームが“日本一”の座を懸けて熱戦を繰り広げた。

 開会式には、大会アドバイザーを務める岡田武史さん(サッカー日本代表元監督/FC今治オーナー)が登場。「オープンしたばかりのスタジアムで、精一杯、自分の力を出してほしいと思います」と選手たちを激励した。また、特別ゲストとしてラモス瑠偉さん(サッカー元日本代表/FC今治アドバイザー)、EXILEのÜSAさん、佐藤大樹さん、世界さん、FANTASTICSの澤本夏樹さん、瀬口黎弥さん、中尾翔太さん、堀夏喜さん、木村慧人さんも参加。ÜSAさんは「ここにいる皆さんは、予選を勝ち上がってきた実力のあるチームばかりだと思うので、ぜひいいプレーを期待しています。自分を、そして仲間を信じて、最後まで頑張ってください!」とエールを送ると、大会恒例となっている「EXダンス体操」を選手と一緒に踊り、会場を盛り上げた。

 組み合わせ抽選が行われ、いよいよ予選リーグが開幕した。12チームがそれぞれA、Bの2ブロックに分かれ、総当たり戦を実施。決勝トーナメントに進めるのは各ブロックの上位2チームのみとあって、第1試合から白熱した展開が続いた。

 Aブロックの首位に立ったのは、3年連続で決勝大会に出場しているものの、まだ優勝がないPIVO(東海大会代表/静岡)。初戦は鹿島アントラーズジュニアに0−1と出鼻をくじかれたが、堅実な守備でその後の4試合を無失点に抑え、得失点差18と圧倒的なスコアを記録。勝ち点12で並んだ大阪セントラルFC(関西大会1代表/大阪)を大きく上回り、1位通過を決めた。

 Bブロックでは、はるひ野BSC(関東大会2代表/大阪)が圧倒的な攻撃力を披露。今治トレセンU−12(決勝大会開催地域枠/愛媛)に3−0、箕谷Red Dragon(関西大会2代表/兵庫)に6−0と、大量ゴールをたたき出して首位通過を果たした。また、2位争いを制したのは、初出場のオオタフットボールクラブ(中国大会代表/岡山)。大差がつくような派手な展開こそなかったものの、はるひ野BSCと並ぶ勝点12で勝ち抜けを決めた。

 準決勝ではPIVOとオオタフットボールクラブ、はるひ野BSCと大阪セントラルFCが対戦。PIVOは前半に先制点を奪われるも、後半の立ち上がりに速攻を仕掛けて1点を返すと、その後も攻勢を強めて3−1で勝利した。もう一方のコートでは、大阪セントラルFCがはるひ野BSCを相手に、ロングボールを駆使した攻撃で3点を先取。後半終了間際に1点を返されるも、3−1のスコアで決勝進出を決めた。

 迎えた決勝は、ともにAブロックから勝ち上がってきたPIVOと大阪セントラルFCという顔合わせに。予選リーグでは0−2で完封負けを喫した大阪セントラルFCだったが、高本夏海監督は「1度目の対戦で長いパスを何度か通されて決定機を作られていたので、そこを締めて入れさせないように」と、きっちりと対策を練って大一番に臨んだ。

 開始早々、PIVOは右サイドを崩してゴールを狙うも、大阪セントラルFCのゴレイロ清水琉日君がファインセーブをみせる。対する大阪セントラルFCはエースの楢本善次郎君(174センチ)とキャプテンの鴨川光輝君(166センチ)の“長身コンビ”にロングボールを送り、高さを生かしてゴールを狙い続ける。すると4分、浮き球パスに反応した楢本君が相手ゴレイロとの一対一を制し、大阪セントラルFCに先制点が生まれた。その後、PIVOも攻勢に出るが、前半は0−1のままハーフタイムに入った。

 後半開始直後、CKの流れから大阪セントラルFCに追加点が生まれる。こぼれ球を拾い、右サイドでフリーになっていた楢本君につなぐと、冷静にゴール左隅に流し込んで2点目を記録。追い込まれたPIVOは、ハイプレスでボールを奪って1点を返すと、終了間際にも一対一のビッグチャンスを迎える。しかし、これをゴレイロの清水君が死守し、2−1で大阪セントラルFCが勝利した。

 初優勝を果たした大阪セントラルFCは、「一生サッカー!」をモットーとし、大阪市内を中心に幼児から中学生までの約400名が所属するサッカースクール。高本監督は、「予選リーグで負けた相手にリベンジを果たして優勝できたので、とてもうれしいです。前線の高さを生かすために、頭を狙ってボールを送るよう指示していました。ディフェンスも斜めのパスコースを切るように徹底して、それがハマったと思います」と勝因を振り返った。

「優勝できてすごくうれしいです!」と笑顔を見せたのは、キャプテンの鴨川君。「全員で楽しみながら優勝を目指そうと話していました。今日はゴールも決められて良かったです」と喜びを爆発させた。

 決勝終了後には、大会恒例となっているフレンドリーマッチが行われた。岡田さんに加え、元サッカー日本代表のラモス瑠偉さん、EXILEの佐藤大樹さん、世界さん、FANTASTICSのメンバーなどで構成された「TEAM OKADA」と、各チーム選抜選手で構成される即席チームが対戦。選手たちは予選リーグからの疲れも見せず、「TEAM OKADA」と互角の戦いを演じ、試合は1−1の引き分けに終わった。

 表彰式では、優勝した大阪セントラルFCにトロフィーの他、「ヨーロッパサッカー夢者修行」の目録などが授与。プレゼンターを務めた岡田さんは、「昨年の優勝チーム(EDC)は、ドイツに行ってドルトムント(U−12)を相手に8−1で勝ちました。日本のチームの力を世界に示すチャンスです。ぜひ頑張ってください!」と期待を込めた。

文=松岡寛人 写真=白川裕一

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