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フットサル大会参加時に覚えておきたいルール解説『キックイン編』【現役審判によるルール解説】

2017.11.14

サッカーよりもピッチが狭い、サッカーよりも人数が少ない。だが、フットサルはそれだけではない。サッカーに慣れた人たちが戸惑う場面、それはルールにある。民間フットサル大会で笛を吹く現役審判が、参加者によく質問されるサッカーとの違い『フットサル大会参加時に覚えておきたいルール』を解説する。

民間フットサル大会で審判をしています、長嶋です。フットサル大会開催時によく質問されるフットサルルールを解説させて頂きます。

今回は『キックイン』です。

『フットサル競技規則 2016/2017第15条キックイン』には以下の記載があります。

キックインの位置 ボールをける競技者は、いずれかの足の一部をタッチライン上、またはタッチライン外のピッチ面につけ、ボールがピッチから出た地点、またはピッチ外で、その地点から25cm以内の場所から、必ず静止したボールを蹴る。
ボールは、ける準備ができてから 4 秒以内に蹴る。

難しいですね・・・。噛み砕きます!

1)軸足がピッチ内にすべて入らない
2)ライン上あるいはラインの外側25センチ以内にボールを置く
3)ボールをしっかり静止させる
4)4秒以内に蹴る

どれか1つでもミスをすると相手ボールになってしまいます。
画像と動画で確認しましょう。

1)軸足がライン(緑色がライン)を完全に踏み越えてしまうと相手ボールになります。

民間大会では軸足がコートに入ってはいけないと思っている方がたまにいらっしゃいますが、ラインに軸足がかかっていればコートに入ってOKです!!

ただし、1ミリでもいいのでラインを踏んでください。

2)ラインの外側(大体靴1個分)25センチ以内であればボールを置けます。

3)ボールを静止させるはそのままです。
ボールをしっかり止めます。手にボールを添えながら蹴ることをおすすめします

4)4秒以内に蹴らないと相手ボールになります。
ポイントはボールを置いてから4秒ではなく、蹴れる状態になってから4秒です。

動画:キックイン4秒の例

『4秒ルール』フットサル大会参加時に覚えておきたいルール【現役審判によるルール解説】

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