2013.08.31

AFCクラブ選手権準決勝…名古屋が惜しくも決勝進出を逃す

アジア王者を目指したが準決勝で敗戦を喫した名古屋オーシャンズ [写真]=本田好伸

 31日、愛知県で開催されているアジアナンバーワンのフットサルクラブを決める大会、AFCフットサルクラブ選手権日本2013の準決勝が行なわれ、日本の代表として出場している名古屋オーシャンズはサナイェ・ギティ・パサン(イラン)に2-3で敗れ、翌日の3位決定戦へと進むこととなった。

 名古屋のビクトル・アコスタ監督は試合を振り返ってこう語る。「選手はすべてを出し切ってくれたので言うことはない。試合序盤から積極的に相手を押し込んでいたし、最後の最後(2-3と勝ち越しのゴールを許した場面)は運が悪かった」。その言葉通り、試合の大半でペースをつかんでいたのは名古屋だった。

 9分、左サイドで森岡薫がボールをキープしタメを作り、その間に攻め上がってきた中央の北原亘にパスを出すと、これを北原がダイレクトでゴールネットへと突き刺し、名古屋が先制に成功した。しかし16分、パサンの左サイドからのシュートのこぼれをアフシン・カゼミ・ゲゼジェに押し込まれ同点に追い付かれてしまう。さらに18分にはコーナーキックから逆転ゴールを許し名古屋は1-2で前半を折り返した。

 後半も相手を攻め立てたのは名古屋。それでもパサンの決死のディフェンスの前にゴールを奪えずにいたが、32分に森岡の中央からの強烈なシュートをGKが弾くと、これを吉川智貴が拾って値千金の同点弾を放った。

 残り時間が少なくなる中、試合はさらにヒートアップしていく。そして39分に決定的な場面が訪れた。名古屋が相手ゴール前でたたみ掛けるようにシュートを浴びせるがゴールを奪えず、逆にこの日キレのある動きを見せていたホセイン・タイエビビドゴリにセカンドボールを拾われてしまう。そしてそのまま左サイドを駆け上がったホセインはGKとの一対一を決めて試合終盤でパサンが勝ち越し。「この場面はどちらに得点が入ってもおかしくなかった。最後は運か相手の底力か、僕らが勝ちを目指して攻めたところでカウンターでやられてしまった。仕方がない結果」(北原)と選手たちは痛恨の失点に下を向いた。

 試合は残り1分。名古屋はGKをフィールドプレーヤーの森岡と交代しパワープレーに望みを託した。しかし、同点、さらには勝利を目指して最後まで走り続けたがゴールを奪えず、大会を制した2011年大会以来の決勝戦進出とはならなかった。
 また、名古屋は昨年の今大会3位決定戦の勝利から公式戦で無敗を継続していた(国内では昨シーズンのFリーグ開幕以降、公式戦52試合連続無敗記録を継続中)が、その前の準決勝で名古屋に土を付けたのが、実はパサンだった。約1年ぶりの雪辱戦を勝てなかったことも名古屋にとっては苦い結果となってしまった。

 しかし名古屋はまだ1試合残っている。この日行なわれたもう1試合の準決勝で敗れた深圳南嶺鉄狼FC(中国)と明日9月1日に3位決定戦を戦う。名古屋が最後にどんな戦いを見せるのか、3位を勝ち取ることはもちろん、観客の記憶に残るような魅力的な試合が期待される。

AFCフットサルクラブ選手権日本2013 準決勝
開催日:2012年8月31日
会場:テバオーシャンアリーナ/愛知県

[準決勝]
名古屋オーシャンズ 2-3 サナイェ・ギティ・パサン
チョンブリ・ブルーウェーブ 5-1 深圳南嶺鉄狼FC

文・写真=本田好伸

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