2013.06.14

名古屋の7連覇かそれとも!?……激戦必至のFリーグ2013/2014が15日に開幕

6月15日、7シーズン目を開幕を迎えるFリーグ [写真]=本田好伸

 いよいよ明日15日、国立代々木競技場第一体育館にて開幕するFリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー。日本フットサルの最高峰となるFリーグは2007年の開幕から7シーズン目を迎え、全国から10チームが参加、4回戦総当たりのリーグ戦を戦っていく。果たして、今シーズンはどんな戦いが繰り広げられるのか。

 リーグをけん引するのは“絶対王者”名古屋オーシャンズだ。昨シーズン、リーグ6連覇という偉業を成し遂げ、なおかつカップ戦、全日本フットサル選手権を含め、シーズンを無敗のまま終えるという快挙を達成した。圧倒的な強さで王座に君臨し、“1強9弱”の構図を作り上げている。

 その名古屋に待ったを掛けたい9チームに、今シーズンはビッグチャンスが訪れている。理由の一つは、レギュレーションの変更だ。昨シーズンまでの3回戦から4回戦総当たりとなり、全36節を18節ずつに分けての前期・後期制を導入した。そして前期・後期がそれぞれ終了した時点の順位に応じてポイント化され(1位10pt、2位9pt、3位8pt……10位1pt)、ポイント合計数上位4チームがプレーオフへと進出する。前期と後期の間で順位がリセットされるため、これまでとは異なり、仮に前半戦で出遅れてしまったとしても、後半戦で上位に食い込めば最終的にプレーオフ進出の可能性が高まるということだ。前期と後期で戦い方を変えるなど、指揮官としてもあらゆるプランを試すことができるシーズンとなるため、見る側にとっても、様々なフットサルの魅力を体感することができるだろう。

 もう一つは名古屋の変化だ。昨シーズンまでの5年間に渡り指揮を執ったアジウ監督が退任し、後任としてブラジル出身のスペイン人監督、ビクトル・アコスタ氏を招へいした。新たにチームを構築していくため、これまで以上に隙が生じる可能性はある。さらに、長くフットサル界の第一線で活躍した木暮賢一郎が昨シーズンで引退し、“日本の至宝”逸見・勝利・ラファエルも海外へと移籍。世界最高の選手との呼び声が高い“スーパー・スター”リカルジーニョも今シーズンは登録されていない。その一方で、エスポラーダ北海道から室田祐希、バサジィ大分から白方秀和と、次代を担う若手選手を獲得した。つまりビクトル新監督に求められていることは、チームの再構築、世代交代、そしてリーグ制覇というミッションの達成だ。リーグを6連覇してきた名古屋にとって、「チームを作りながら、勝つ」ということが至上命題となるが、これは決して簡単なことではないだろう。

「難局に直面している名古屋を倒すのは今しかない」。他チームが躍起になる今シーズンは、大きな盛り上がりを見せるに違いない。名古屋の7連覇か、それとも史上初めて名古屋以外のチームの優勝か。注目必至の戦いが、まもなく開幕する。

文=本田好伸

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