2012.11.08

フットサル日本代表、GL突破確定!! ミゲル監督「選手みんながヒーロー」

カズと抱き合うミゲル監督

 既報の通り、日本はグループステージ第3戦のリビア戦に4-2で勝利し勝ち点を4としたことで、3位でのグループステージの突破を“ほぼ”決めていた。そして、直後に行われた別グループの結果を受け、日本のグループステージ突破が確定した。

 ミゲル監督はこの日、ミックスゾーンに2度登場。一度は、試合後の通常の取材対応のため、そして2度目は、日本のグループステージ突破確定を受け、再び記者たちの前でコメントをするためだった。日本戦直後のAグループ、パラグアイ対タイを観戦していたミゲル監督は、試合終了直後に姿を現した。開口一番、片言の日本語でこう告げた。

「おめでとう、みんな、素晴らしい仕事」

 3年半前にミゲル監督が目標に掲げた「ワールドカップでのグループステージ突破」を現実のものとした。しかも、三浦知良という、フットサル界の救世主を代表に加え、日本内外から多くの注目を集める今大会でそれを達成した。これはまぎれもなく、歴史的なことだ。次に進むのは、ノックアウト方式のトーナメント。勢いそのままに、日本は新たな歴史をどこまで切り開いていけるのだろうか。対戦相手は明日、明後日に行われる他グループの結果次第だが、まずは日本の悲願達成を祝わずにはいられない。

 ミゲル監督の、日本代表グループリーグ突破直後のミックスゾーン全文を掲載する。

「(グループリーグの突破に)満足しています。そのために来ましたので。歴史を刻んで、何かをこれから作り上げていくために我々は耐えて来たので、そういう意味で満足しています。まずは、満足して幸せな幸福感に浸ろうと思いますが、ここで足を止めてはいけないと思いますし、これから我々はしっかりと野心を持って、できる限りのことを続け、次の戦いに向かっていきたいと思います。ただ、(今は)非常に満足していますし、幸せな気分です。繰り返しになりますが、(日本は)非常に厳しいグループ(に入りました)。このグループを抜けるということは非常に難しいことでした。本当に最後の最後までここを抜けるチャンスはありましたし、そこをしっかりと達成できました。本当にみなさん(メディア陣)も含めて、日本全体のいい働きが実を結んだ成果だと思います。みなさん次の対戦相手について質問されると思いますが、それはどこでもいいと思っています。どこが相手になったとしても我々ができる限りのことをしっかりとやって、この(新たな)歴史を可能な限り長く続けていきたいと思います。ただ(対戦相手はAグループの)ウクライナか(Bグループの)スペインになりそうですね」

-ウクライナには10月27日の親善試合でも勝っていますし、勝利できる可能性は高いと思いますがどうでしょうか。

「(仮に)スペインとの対戦になったらどうですかと問われると何とも言い難いです。本当に奇跡が必要な対戦相手なので。でも奇跡はたまに起こりますので。ただウクライナに関しては、我々はそういった(勝利できる)レベルにあると思います。当然、スペインと当たるよりは可能性が高い相手だと思います」

-監督は、就任してから2つの大きな目標、「アジア選手権で勝利しアジアチャンピオンになること」と、「ワールドカップでグループステージを突破すること」を掲げていました。その両方とも達成しました。

「就任当初から掲げていた目標は達成できました。今後私がまだ日本に残るかどうかは分かりませんが、残ったあかつきには、また指導者養成や、(代表)チームの世代交替を進めないといけません。もう一度新たな代表チームを作っていくことや、こうやってフットサルに注目が集まっている時代だからこそ、サッカークラブにフットサル部門を持ってもらえるように働きかけを続けることだったり、親御さんたちが子どもたちにフットサルをプレーさせてあげることを、より普及させていきたいなと思います。あとはスポンサーを獲得するために、Fリーグ全体のレベルが上がっていく必要もありますし、まだまだやることはたくさんあります。ただ、3年半前の就任当初から思い描いていた道というのは、ようやくゴールが見えてきましたし、そこにたどり着くこと、目的の達成ということではできたと思います。そういった意味では満足していますし、幸せな気分です。本当にポルトガル戦の勝ち点1というのは勝利にも値するものでしたし、ヒーロー戦隊ものではないですが、ああいった素晴らしい戦い方も含め、奇跡が起こらなければ(このグループステージ突破という結果に)たどり着けませんでしたし、選手みんながヒーローです」

写真・文=本田好伸

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