2012.09.17

EXILE CUP 2012決勝大会、関東代表のコスモSC川越が優勝!

優勝したコスモSC川越の選手たち

 今年で3回目となる小学校4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP 2012」の決勝大会が、16日に横浜みなとみらいスポーツパークで開催され、北海道、東北、北信越、関東、東海、関西、中国・四国、九州の8地区での予選大会を勝ち上がった8チームが頂点を争った。

 開会式には、大会のスペシャルサポーターであるEXILEのUSAが登場。選手たちを激励するとともに、ウォーミングアップとして自身が考案した『EXダンス体操』を一緒に踊ることで、笑顔で楽しく会場のテンションを一気に高めた。

 また、会場に駆けつけられなかったEXILEの他メンバーからの「会場で応援できないのは残念ですが、普段の練習の成果を発揮して、チームの皆さんで優勝を目指して頑張ってください」というビデオメッセージも上映。

 さらに、「日々の練習や努力してきたことを、一戦一戦しっかりと発揮してください」と語った日本代表MF香川真司を始め、スペイン代表DFカルレス・プジョル、日本代表DF酒井高徳、日本代表FWハーフナー・マイクからのビデオメッセージも披露され、子どもたちは食い入るように見つめていた。

 大会は4チームずつの2ブロックに分かれた予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。予選リーグのAブロックを2勝1分けで首位通過し、準決勝はACジュニオール(宮城県)に3-1、決勝も3-0と快勝した関東代表のコスモSC川越(埼玉県)が王座に輝いた。

 関西代表の大阪セントラルFC(大阪府)と対戦した決勝戦では、前半に前線からのプレスでボールを奪い2得点。後半にも1点を追加しての3-0という快勝劇は、高杉学監督が日頃から意識させている「守るところは守り、行くときは行く」という、攻守の切り替えが見事にはまった結果だった。

 背番号10を付けてキャプテンマークを巻く金子和樹君は、決勝戦でのゴールを「いつもは入らないんですけれど、みんなの思いが乗って入りました」と殊勝なコメントで振り返ったが、2点目を挙げた金子君を含め、3ゴールはいずれも思い切りの良さが奏功したシュートで、全体に浸透した積極性がチームを頂点に引き上げたと言える。

 決勝大会に出場した各チームは、それぞれの特色を前面に押し出して熱戦を繰り広げたが、ピッチ外でも印象的なシーンは数多かった。

 北海道代表のFCアスルクラロ札幌(北海道)は、大きな声でのあいさつとともに会場入り。惜しくも8位に終わったが、吉沢一樹監督の「サッカーに関わる人々はもちろん、ピッチ外でもすべての人にあいさつをする」という教えを象徴するようなFCアスルクラロ札幌の実直であきらめないプレーぶりは、大会にさわやかな印象を残した。

 また、中国・四国代表のC.R.F.ジュニア(岡山県)は、準決勝で敗れた直後からコート内でミーティングを実施。3位決定戦の前まで話し合いは続き、勝利への強い思いを結実させて、見事に3位入賞を果たした。

 そのC.R.F.ジュニアを破り、決勝進出を果たした大阪セントラルFCは、予選リーグを3戦全勝の12得点で無失点と、卓越した個人技をベースにした圧倒的なサッカーで勝ち上がった。栄光を目前にしながら決勝戦で敗れた選手たちは試合後に号泣していたが、中村優介監督の「決勝大会に進出できずに、もっと悔しい思いをしているチームもあるのだから、表彰式では胸を張ってこい」という言葉を受け、閉会式では再び笑顔を取り戻していた。

 全試合終了後にはスペシャルプログラムも行われ、日本を代表するフリースタイルフットボーラーのWasse(ワッセ)が華麗なリフティングで子どもたちを沸かせ、INAC神戸に所属するなでしこジャパンの大野忍、近賀ゆかり両選手もサプライズで登場。大野、近賀、Wasseらのドリームチームと参加チームの選抜選手たちが対戦するスペシャルマッチも行われた。

「プロのサッカー選手になって、ワールドカップで優勝するのが夢」と語った前述の金子和樹君を始め、優勝したコスモSC川越の選手たちは確かな自信をつかみ、一方、今回は悔し涙を流した選手たちも改めて夢への思いを強いものにしただろう。

 それぞれの夢を抱えた選手たちが仲間と力を合わせて全力でぶつかり、USAやなでしこ、Wasseら子どもたちの憧れの存在が惜しみないサポートで盛り上げる。まさに「笑顔で楽しく、一生懸命サッカーに取り組んでほしい」という大会の趣旨を具現化した形で決勝大会の幕を閉じた「EXILE CUP」は、参加した子どもたちにとって2012年の最高の思い出となったはずだ。

文=小谷紘友(サッキーキング編集部)、写真=山口剛生

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