2012.08.19

EXILE CUP関西大会は、大阪セントラルFCが2年ぶり2度目の優勝

EXILE CUP 2012 関西大会を制し、9月の決勝大会へ駒を進めた大阪セントラルFC

 8月19日、大阪・J-GREEN堺にて「EXILE CUP 2012」の関西大会が行われた。同大会はEXILEと元日本代表監督・岡田武史氏の出会いをキッカケに、サッカーを頑張る子どもたちに夢を与えるべく始まった大会で、今年が3年目。開会式はEXILEからのメッセージビデオと、USA考案のウォーミングアップ(EX体操)から始まり、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀から集まった48チームが決勝大会を目指し、熱い戦いを繰り広げた。

 予選リーグは3チームずつ16グループに分かれて対戦し、1位チームのみが決勝トーナメントへ進出。 2試合で18得点、失点ゼロと圧倒的な強さを見せたのはスポーツネット大阪。優勝への期待が高まったが、準々決勝で2点を先行しながらも大阪セントラルFCに悔しい逆転負けを喫した。EXILEのダンススクール『EXPG』にも通う砂田将宏君は「別の大会でもPK負けをしていた相手だったので勝ちたかった」と悔しさをにじませた。
 
 昨年優勝のEDCは、5年生中心のクラッキとともに決勝トーナメントに駒を進めて、地力のあるところを見せつけた。しかしクラッキは準々決勝、EDCは準決勝で敗れ、連覇はならず。「主力を欠いた」(内田哲平監督)ことで、この日は苦しい戦いを強いられたようだ。
 
 ベスト4に残った中で、特徴的な戦いを見せてくれたのがレボナ滋賀 U-12。「2時間の練習時間のうち、1時間50分がドリブル」(山元遊気監督)というトレーニングで培った足下の技術で、どんな展開になっても果敢に1対1を仕掛けた。足裏を巧みに使い、相手DFの取りに来た足の分だけ横にずらすフットサルっぽいドリブルや、マルセイユルーレット、ヒールリフトの大技もさらりと飛び出し、周囲の観客をうならせた。女子ながら男子に混ざって先発出場していた山崎凛花さんの夢は「なでしこジャパン」。今大会での堂々としたプレーぶり同様、まっすぐ夢に向って行って欲しい。
 
 そんなレボナ滋賀 U-12に競り勝ち、3位となったのはForest FC 京都。キャプテンを含め、主力不在ながらも「全員を出場させての3位はすごく自信になる」(清水正彦監督)と大会を通じての戦いぶりに手応えをつかんだ様子。普段はサッカー中心の活動ながら、京都市のフットサルリーグで“揉まれた”控え組がメキメキ力をつけることで、フットサルの力・効果に驚いていると言う。
 
 激しい雨と雷の影響で、1時間以上の中断をはさんで行われた決勝戦は大阪勢同士、大阪セントラルFCとエスタボンU12の対戦となった。準決勝でレボナ滋賀 U-12との激戦を制し「勢いに乗っていたのですぐに(決勝戦を)やりたかった」(稲田和朗監督)エスタボンU12としては“水を差された”格好となったか――。開始早々に大阪セントラルFCの福田玲央君に先制ゴールを許すと、立て続けに失点。(GKも攻め上がる)パワープレーで応戦するも及ばず。大阪セントラルFCが得点を重ねて、最終スコアは6-0となった。決勝戦でもハットトリック、大会を通じて13得点を叩き出した福田玲央君は「決勝大会でも優勝を目指したい」と力強いコメント。「1対1に自信がある」という守備の要・神農仁良君も「いい試合をして、てっぺんを目指したい」と決勝大会での意気込みを語った。
 
 ちなみに大阪セントラルFCは第1回大会でも関西代表となり、全国大会で準優勝している。昨年も関西大会で準優勝しており、EXILE CUPの常連チーム。文句なしに関西を代表する強豪チームは、9月16日に開催される決勝大会でも大暴れしてくれるに違いない。

文=北谷仁治 [写真]=吉田孝充

 

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