2012.08.12

EXILE CUP北信越大会は加茂フットボールクラブジュニアが初制覇

 小学4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP 2012」の北信越大会が、8月11日に新潟市の東北電力ビッグスワンに隣接する新潟県スポーツ公園で開催された。「EXILE CUP」は子どもたちの夢を応援するために企画され、今年で3回目を迎える。

 大会には新潟や長野から集まった48チーム、約450人が参加。曇り空のやや涼しい天候のもとおこなわれた開会式では、スペシャルサポーターを務めるEXILEのUSAが独自に考案した体操で選手が楽しくウォーミングアップをおこなった。

 午前中は3チームごとに16のブロックに分かれた総当たりの予選リーグ戦がおこなわれた。予選は前後半なしの10分間、ピッチ上の選手はGKを含む5人。170センチを超える長身の選手もいて、限られた空間の中で、ボールの正確なコントロールや瞬時の判断が勝敗のカギを握った。

 予選で注目されたのは女子選手の多さ。主催者によると、昨年の女子ワールドカップでのなでしこジャパンの優勝を契機として特に増加傾向にあるという。この大会では女子選手だけの「グランセナFC新潟ガールズ」も参加。1戦目は0-6、2戦目は0-2と連敗したが、特に2戦目は終盤まで男子チームを相手に再三シュートを放つなど互角の展開だった。5年生の山内雪音さんは「勝てなくて悔しかったです。夢はなでしこジャパンに入ることと、世界で戦える選手になることです」と今後の目標を語った。

 また長野県から参加したFCアンテロープ塩尻ジュニアは朝4時半に出発して新潟入り。2連勝で予選を突破し16強入りを果たした。白金俊二監督は「長野は松本山雅FCが今季からJ2に加入し、子どもの夢が手の届くところにきました。こうした大会で経験を積み、身近からJリーガーが出てくれれば」と期待を寄せていた。

 午後からは予選ブロックを1位で通過した16チームによる決勝トーナメントがおこなわれ、決勝戦に勝ち上がったのが、加茂フットボールクラブジュニアと、東青山フットボールクラブジュニアのともに新潟勢。前後半8分ハーフの決勝戦は、前半1分、加茂が先制すると、前半終了間際に東青山が追いつく白熱の展開に。後半1分、加茂の木戸颯希くんがゴール前でキーパーをかわしシュートを決め勝ち越し。東青山の猛反撃をGK大山一誓くんが再三にわたるファインセーブで防ぎ、加茂フットボールクラブジュニアが2-1で東青山フットボールクラブジュニアをくだし、初優勝を飾った。3位には新潟のclub F3が輝いた。

 加茂の大塚隆監督は「4月の全少予選では地区1次予選で敗退したチームで、まさか優勝できるとは……。ボールをしっかり止める、しっかり蹴ることを継続して選手は力をつけてきました。勝つごとに力強さを増していきました」と選手の成長に目を細めた。主将の本間海汰くんは「勝っていくにつれて自信がついていきました。9月の決勝大会ではみんなで全力を尽くし、悔いのないよう戦うだけです」と力強く話してくれた。

 加茂フットボールクラブジュニアは9月16日に神奈川県でおこなわれる決勝大会に進出。全国8地区の優勝チームによる大会で日本一を目指す。1試合ごとにたくましさを増す選手たちが、全国の舞台でどんな成長ぶりを見せるのか、楽しみだ。

文=岡田浩人
[写真]=嶋田健一

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