2012.08.08

EXILE CUP 北海道大会、FCアスルクラロ札幌が「縦の意識」で勝利をもぎ取る

優勝したFCアスルクラロ札幌

 8月1日の札幌サッカーアミューズメントパークにて、小学4年生から6年生によるフットサル大会「EXILE CUP 2012北海道大会」が行われた。今年で2回目を迎える同大会には全道各地から48チームが参加、時折小雨が降る悪天候の中、子供たちは熱い戦いを見せてくれた。

 開会式には大会のスペシャルサポーターを務めるEXILEのUSAが登場。自ら考案したウォーミングアップを子供たちと行い、大会を盛り上げた。「最初は恥ずかしがっていたけれど、サッカーやっているせいかみんな体の反応がいい。表情も少しずつ良くなってくるのがわかって嬉しかった」と子供たちの印象を語った。

 大会は3チーム1組によるリーグ戦を勝ち抜いた16チームが決勝トーナメントに進出。グラウンドからは選手やコーチの指示、応援の歓声などで活気のある雰囲気の中で進み、試合を終えた選手の中には自らのPKのミスやチームの敗退に涙する選手も現れるほど熱のこもった大会となった。惜しくも決勝トーナメントに進めなかった札幌苗穂サッカースポーツ少年団の小川峻(たかね)君(6年)は「相手のプレッシャーの速さに勝てず負けてしまった」と悔しさをにじませた。

 そんな激戦を勝ち進み決勝に駒を進めたのはFCアスルクラロ札幌とLAVORO U12の2チーム。後方から丁寧にボールをつなぎつつディフェンスの裏を狙うスタイルのアスルクラロは準決勝で、ボールをしっかりキープし丁寧に繋ぐスタイルで勝ち上がってきた千歳高台サッカースポーツ少年団を下し、初出場ながら決勝へ進出。一方、大会屈指の圧倒的な攻撃力で得点を積み重ねてきたLAVORO。準決勝でPK戦の末に、だてキックファイターズFCを下した。

 決勝ではLAVOROが幸先良く先制するもアスルクラロのキャプテン斉藤相瑠(あいる)君(6年)が同点弾を決め前半を1-1で折り返す。後半も勢いに乗るアルスクラロはコートを広く使いながら時折鋭いスルーパスを披露、相手を翻弄し2点を追加。LAVOROも巧みなドリブルを織り交ぜながら終盤攻め込むも試合はそのままタイムアップ。FCアスルクラロ札幌が大会初制覇、9月16日に神奈川で行われる決勝大会に駒を進めた。

 この日2得点の斉藤君は「相手は強かったし、FWは早いしテクニックもあった。(得点については)嬉しかったです。裏を狙うスルーパスについては普段の練習でやっていたので」と決勝を振り返った。チームを率いる吉沢一樹監督は「タッチ制限を設けたボール回しなどの練習ですぐにサポートしたり、ボールを積極的に動かし縦を狙う練習を積み重ねてきました」と充実の表情を見せた。

「決勝大会は絶対優勝します!」と斉藤君は力強く宣言してくれた。北のピッチで見せてくれた鋭いスルーパスで全国の舞台を切り裂く彼らの姿に期待したい。

文=小林良宏
写真=江本秀幸/今井雅博

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