今季タイリーグで唯一無敗のBGパトゥム・ユナイテッド [写真]=Getty Images
丸岡満が所属するタイリーグのBGパトゥム・ユナイテッドが、来シーズンのAFCチャンピオンズリーグ（ACL）本戦に出場することが決まった。
タイはACLの出場枠を決めるAFCクラブコンペティションランキングにおいて、オーストラリアを抜いて東地区4位に浮上。その結果、来シーズンからは韓国と同数の「2＋2」（本戦ストレートイン2チーム、予選からの出場2チーム）のACL出場枠を与えられている。本来であればリーグ王者とカップ戦王者が本戦ストレートイン、リーグ2位と3位のチームが予選から出場する予定だったが、新型コロナウイルスの影響でタイリーグが秋春制に移行したことで、ACLの出場権は年末時点のリーグ戦の順位で決めることになっていた。
BGパトゥム・ユナイテッドは現在、11勝2敗と唯一の無敗をキープして首位に立っている。年内のリーグ戦はあと3試合残されているが、BGパトゥム・ユナイテッドが年内に3位以下に転落する可能性がなくなったため、来シーズンのACLグループステージへの出場が確定した。
丸岡は9月19日の第6節ポートFC戦で、スタメンでタイリーグデビューを果たし、決勝ゴールをアシストする活躍を見せた。その試合でのプレーは現地メディアからも高評価を受けたが、続く試合で負傷退場して3試合を欠場。現在は復帰を果たし、ここ3試合は途中出場で復調ぶりを見せている。来シーズンはACLの舞台で丸岡のプレーが見られるかもしれない。
文＝本多辰成