ACL準々決勝進出を目指す鹿島の石井監督 [写真]=Getty Images
30日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグで、鹿島アントラーズは広州恒大(中国)とホームで対戦する。23日に行われたファーストレグでは、敵地で0-1と敗れた鹿島。ホームで逆転での準々決勝進出を目指す。同試合を前に、石井正忠監督が公式会見に出席した。クラブの公式HPがコメントを伝えている。
石井監督は「まずは得点を取ること。90分で勝負を決めるためには2点以上の差をつけて勝つことが大前提なので、それに対して攻撃の部分を意識してトレーニングをしてきた。しかし、失点してはいけないので、守備のところもしっかり意識してトレーニングをした」と、攻守両面で入念に練習を積んだと強調した。
鹿島はセカンドレグで2点差以上での勝利が求められる。1-0で90分を終えた場合は延長戦に突入。90分で逆転突破を果たすためには2点差以上をつけて勝たなければならない。失点を喫した場合、1点差勝利を収めたとしてもアウェイゴール数で広州恒大を下回り、敗退が決まる。
難しい試合運びが求められる一戦。石井監督は「次に勝ち上がるためにまずは失点しない形から入りたい。90分で勝つために、2点以上を取ることを意識した。その準備はしっかりしたつもり」と複数得点に意欲を示しつつ、「PK戦に入ることは当然、あり得る。全ての状況についての対応はしてきた」と、状況に応じた試合運びを進めると語った。