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川崎は鬼木新監督の初陣を飾れず…小林悠が先制点もACLはドロー発進

2017.02.22

ゴールを狙うMF中村憲剛 [写真]=Getty Images

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループGの第1節が22日に行われ、川崎フロンターレはホーム・等々力陸上競技場で水原三星(韓国)と対戦した。

 鬼木達新監督の初陣となったこの試合。川崎は古巣対決となるGKチョン・ソンリョンや昨季のJリーグ年間最優秀選手賞を受賞したMF中村憲剛、今季からキャプテンを務める日本代表FW小林悠らが順当にスタメン入りした。新加入組では、DF舞行龍ジェームズやMF阿部浩之、MF家長昭博が先発に名を連ねている。

川崎のスターティングメンバ― [写真]=Getty Images

  試合は11分にスコアが動く。中盤で大島が相手のパスをカットすると、左サイドでボールを持った中村がゴール前で待つ小林へ浮き球でラストパス。小林は冷静に胸で押し込み、川崎が先制に成功した。

先制点を喜ぶ川崎の選手たち [写真]=Getty Images

 しかし23分、水原三星に右サイドを崩されるとグラウンダーのクロスを上げられる。すると車屋紳太郎のクリアが谷口彰悟に当たってしまい、オウンゴールで水原三星に同点を許した。

 勝ち越したい川崎は36分、再び敵陣の高い位置で相手のパスをカットすると、最後は小林のパスを受けた阿部が相手GKと一対一の絶好機を迎える。しかしシュートはわずかに枠を捉えられず、勝ち越しゴールとはならなかった。前半はこのまま1-1で折り返す。

 後半は水原三星がボールを保持する時間帯が続く。川崎はシュートまでなかなか持ち込むことができない。76分には右サイドの高い位置でボールを持った家長がクロスを上げ、小林が懸命に足を伸ばしたがわずかに届かなかった。

 79分にはPA内に侵入した家長が強烈なシュートを放つも、相手GKに弾かれる。その後も両チームともに勝ち越しゴールを狙い続けるが、スコアは変わらず。川崎のACL初戦は引き分けに終わった。

 川崎は次節、3月1日にイースタンSC(香港)とアウェーで対戦する。

【スコア】
川崎フロンターレ 1-1 水原三星

【得点者】
1-0 11分 小林悠(川崎フロンターレ
1-1 23分 オウンゴール(水原三星)

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