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王者・全北現代、今季のACL出場権没収決定 CASが異議申立を棄却

2017.02.04

FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016に出場した全北現代 [写真]=Getty Images

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は3日、公式サイトで全北現代モータース(韓国)の異議申し立てを却下すると発表した。

 先月18日、2013年に発生した審判不正買収によって、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017への出場権が没収となる旨の発表を受けた全北。これを受けクラブは、CASに異議申し立てを行っていたが、棄却されることとなった。

 CASは異議申し立て却下の決定に際して、「AFCによる決定は実行されたままである。したがって、この韓国クラブはACL2017に参加する資格はない」と声明を発表。昨シーズンの大会王者が、出場権をはく奪されることとなった。

 韓国は日本と同様に、最大4クラブがACL2017に出場する可能性がある。すでにグループステージで、浦和レッズとFCソウル、川崎フロンターレと水原三星の同居が決定。ガンバ大阪がプレーオフを勝ち抜いた場合は、済州ユナイテッドと同じグループに入る。全北の出場権没収によってプレーオフに参加することとなった蔚山現代は、鹿島アントラーズとの対戦可能性がある。

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