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9発大勝のFC東京、“爆買い”の江蘇蘇寧ら待つE組に進出/ACLプレーオフ

2016.02.09

9ゴールの大勝でACL本戦進出を決めたFC東京 [写真]=兼子愼一郎

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2016プレーオフが9日に行われ、日本勢が参戦する東地区のグループステージ組み合わせが決定した。

 プレーオフ2でチョンブリFC(タイ)と対戦したFC東京は、ゴールラッシュを演じ、4年ぶりのACL本戦出場を決めた。6分にオウンゴールで先制すると、9分にFW阿部拓馬、34分にMF東慶悟がゴールを挙げて3点リードで前半を折り返す。後半に入っても勢いは止まらず、54分にFW前田遼一、55分にMF米本拓司、61分にMF水沼宏太、73分にMF河野広貴が追加点。84分にオウンゴールでリードを8点に広げると、さらに後半アディショナルタイム2分に河野が自ら得たPKを決めて、1試合でのクラブ最多得点記録となる9-0の大勝を収めた。

 勝ち進んだFC東京は、グループEで全北現代(韓国)、江蘇蘇寧(中国)、ビンズオン(ベトナム)と対戦する。なお、江蘇蘇寧は今冬にチェルシーからブラジル代表MFラミレス、シャフタールから同国人FWアレックス・テイシェイラを獲得。さらに元マンチェスター・Cの同国人FWジョーや、ガラタサライのオランダ代表MFウェスレイ・スナイデルらの獲得も狙っているようで、“爆買い”が続く可能性もある。

 プレーオフ1は、浦項スティーラース(韓国)とハノイT&T FC(ベトナム)が対戦した。FWシム・ドンウンが35分、62分、84分の得点でハットトリックを達成し、浦項が3-0で快勝。浦和レッズや昨年王者の広州恒大(中国)が待つグループHに駒を進めた。

 プレーオフ3でアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)と対戦した山東魯能(中国)は、17分にFWヤン・シューがゴールを挙げて先制。39分にもFWジエゴ・タルデッリが追加点を挙げて2点リードで前半を折り返す。後半69分にMFワン・ヨンポが2枚目のイエローカードで退場となり、90分にMFセルヒオ・シリオの得点でアデレードに反撃を許すが、このまま2-1で勝利。山東魯能はグループFに勝ち上がり、サンフレッチェ広島などと対戦する。

 プレーオフ4は、上海上港(中国)とムアントン・ユナイテッド(タイ)が対戦。45分にFWウー・レイのゴールで先制した上海上港は、終盤の83分にMFダリオ・コンカが追加点を挙げる。さらに88分にウー・レイがこの日自身2点目を決めて勝負あり。3-0の勝利を収め、ガンバ大阪らと同組のグループGに進出した。

 なおグループステージ第1節は、23日にFC東京がアウェーで全北現代と、広島がホームで山東魯能と対戦。24日にG大阪がアウェーで水原三星と、浦和がホームでシドニーFCと対戦する。

■東地区プレーオフ結果
浦項スティーラース 3-0 ハノイT&T FC
アデレード・ユナイテッド 1-2 山東魯能
FC東京 9-0 チョンブリFC
上海上港 3-0 ムアントン・ユナイテッド

■東地区グループステージ組み合わせ
▼グループE
全北現代(韓国)
江蘇蘇寧(中国)
ビンズオン(ベトナム)
FC東京

▼グループF
サンフレッチェ広島
FCソウル(韓国)
ブリーラム・ユナイテッド(タイ)
山東魯能(中国)

▼グループG
メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)
ガンバ大阪
水原三星(韓国)
上海上港(中国)

▼グループH
広州恒大(中国)
シドニーFC(オーストラリア)
浦和レッズ
浦項スティーラース(韓国)


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