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柏が日本勢最初の決勝T進出、鹿島&G大阪は最終節に望み…浦和は敗退/ACL第5節

2015.04.22

ACLを戦う日本勢4チーム [写真]=Getty Images

 AFC・チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節が21日と22日に各地で行われた。

 前節、劇的な後半アディショナルタイム弾で、中国王者の広州恒大を下した鹿島アントラーズ。今節は、昨季アジアを制したウェスタン・シドニー・ワンダラーズと敵地で対戦した。試合は23分にニキータ・ルカヴィツヤが得点し、W・シドニーが先制する。しかし、鹿島は66分に土居聖真が同点ゴールを挙げると、後半アディショナルタイム1分に金崎夢生が逆転ゴールを奪い、2-1で鹿島が勝利した。この結果、鹿島はFCソウルと勝ち点6で並び、最終節は両チームが自力突破をかけて直接対決を行う。鹿島の決勝トーナメント進出は勝利が絶対条件となる。

 ここまで4試合を終え未勝利の浦和レッズは、ホームで水原三星と対戦。試合は69分にズラタンがヘディングシュートを決め、浦和が先制に成功した。しかし74分、88分に失点すると、そのまま2-1で水原三星が勝利を収め、浦和のグループステージ敗退が決まった。

 4試合を終え2勝2分けの2位につける柏レイソルは、ホームでグループ首位の全北現代と対戦した。柏は9分にCKからエドゥアルドが先制点を挙げると、20分と39分に武富孝介が連続ゴールを決めて3-0とする。後半は全北現代のイ・ドングクに2ゴールを許し1点差に迫られたが、そのまま逃げ切った柏が3-2で首位対決を制し、日本勢最初のグループステージ突破を決めた。

 前節、敵地で首位ブリーラム・ユナイテッドを下し、今大会初勝利を挙げたガンバ大阪。この試合では序盤から主導権を握ると、14分にパトリックが先制ゴールを決めた。前半終了間際には阿部浩之の得点とパトリックの2点目が生まれ、3点リードとする。後半になっても攻め手を緩めないG大阪は、68分に阿部、70分に宇佐美貴史がゴールを奪い、5-0で勝利した。この結果、勝ち点を7に伸ばしたG大阪は、城南FCに破れたブリーラム・Uをかわしてグループ2位に浮上。最終節で城南FCに勝利すれば、グループステージ突破が決まる。引き分け、負けの場合はブリーラム・Uの結果次第で突破となる。

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