10月の月間MVPを受賞した榎本（左）とケンペス（右） [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
Jリーグは12日、10月の「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」受賞選手を発表した。
10月の月間MVPは、J1が横浜F・マリノスのGK榎本哲也、J2はジェフユナイテッド千葉のFWケンペスに決まった。榎本は10月開催の全3試合にフル出場し、無失点に抑え、「堅守マリノス」の立役者となったことが評価された。第29節のサンフレッチェ広島戦では立ち上がりからファインセーブを連発し相手の得点を阻止し、チームの首位返り咲きに貢献した。ケンペスは10月に行われた全3試合に先発出場。いずれの試合も得点し、チームを3連勝に導いた。第37節のロアッソ熊本戦ではハットトリックを達成し、得点ランキングでは他者に圧倒的な差をつけ1位に立っている。
なお、両選手の表彰式は、榎本は11月30日のJ1第33節アルビレックス新潟戦で、ケンペスは11月17日に開催されるJ2第41節の栃木SC戦で、それぞれ行われる予定。
同賞は、各月のリーグ戦（J1、J2）において最も活躍した選手が表彰されるもので、サッカー専門メディアとJリーグからなる選考委員会によって選考。受賞した選手には、J1が30万円、J2が20万円の賞金が贈られる。発表は当該月の翌月に行われる。