AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第5節が24日に行われ、グループEでは、タイのブリーラム・ユナイテッドとベガルタ仙台が対戦した。
勝ち点5で並ぶ両チームは、立ち上がりから積極的に攻勢に出る。しかし、相手ゴールに迫るものの、フィニッシュの精度を欠き、前半をスコアレスで終えた。
0-0で迎えた後半、先制点を奪ったのはブリーラムだった。右サイドからのFKを、オスマルがヘディングで合わせた。グループリーグ突破に向け負けられない仙台は、積極的に攻め込むものの得点を奪えない苦しい展開に。1-0のまま試合終了かと思われたが、後半のアディショナルタイムに値千金の同点ゴールを奪う。右サイドからのクロスに渡辺広大が飛び込み、相手GKが弾いたボールを途中出場の中原貴之がダイレクトでゴールに突き刺した。
結局試合はそのまま終了し、1-1のドロー。仙台が敵地で、貴重な勝ち点1を獲得している。なお、仙台は5月1日に行われるグループリーグ最終節で江蘇舜天と対戦する。