決勝点を挙げた柏のクレオ [写真]=Getty Images
AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第1節が27日に行われ、グループHでは中国の貴州人和と柏が対戦した。
アウェー戦に臨んだ柏は、序盤から度々カウンターを受けてシュートを浴びるが、粘りの守備で無失点のまま切り抜けると、前半終了間際に先制点を奪う。前半ロスタイムに左サイドのジョルジ・ワグネルが上げたクロスに対し、クレオがヘディング。シュートは一度相手GKのセーブに遭いクロスバーに当たるが、リバウンドをクレオ自らが押し込み、ゴールネットを揺らした。
1点リードで後半に入ると、59分にレアンドロ・ドミンゲスが際どい直接FKを放ったが得点ならず。終盤には押し込まれるシーンが続き、貴州人和のズヴィエズダン・ミシモヴィッチにクロスバー直撃のFKを放たれるなど、ピンチにさらされたが最後まで得点を許さずに無失点。クレオのゴールを守り切り、1-0と勝利を収め、他の日本勢が勝利を挙げられない中、唯一の白星スタートとなった。
柏は、3月13日に行われる第2節では、ホームでオーストラリアのセントラル・コースト・マリナーズと対戦する。
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