初戦に敗れ、肩を落とす広島の面々 [写真]=安田健示
AFCチャンピオンズリーグのグループリーグ第1節が27日に行われ、グループGでは広島とウズベキスタンのブニョドコルが対戦した。
昨季のJ1王者としてホームでの初戦に臨んだ広島は、前半から佐藤寿人や山岸智がシュートを狙うが、得点できないままに前半終了間際を迎えた。すると、スコアレスの45分にブニョドコルのアンヴァル・ガフロフが上げたクロスボールに対して、オレクサンドゥル・ピシュルにヘディングで合わされてしまい、均衡を破られた。
1点差で迎えた後半は、追いかける広島が攻勢をかけ、63分には山岸のクロスに佐藤がヘディングを合わせたが、シュートは枠を外れてしまう。同点ゴールを奪えないまま時間が経過すると、森崎浩司、清水航平、中島浩司を投入して選手交代で打開を図った。
しかし、広島はボールを支配しながらも、最後までブニョドコルゴールを割れずに無得点。逆に86分にはブニョドコルのフォジル・ムサエフに追加点を許してしまい、0-2とホームで完封負け。黒星スタートとなった。
広島は、3月13日に行われる第2節では、アウェーで中国の北京国安と対戦する。
[写真]=安田健示