FOLLOW US

九州サッカーリーグが中止に…九州各県の新型コロナ感染拡大の影響を鑑みて

2020.08.11

 九州サッカーリーグ連盟は11日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を鑑み、KYFA第48回九州サッカーリーグを中止とすることを公式サイトで発表した。

「重要なお知らせ」と題して11日に更新された公式サイトで、九州サッカーリーグ連盟は以下のように発表している。

「今年度の九州サッカーリーグは、新型コロナウイルスが感染拡大する中、九州協会・各県協会・各チーム関係者等のご協力とご理解を頂き、感染防止対策を実施し6月27日に開幕することができました」

「しかしながら、7月中旬より首都圏を中心に各地でも新型コロナウイルス感染が急激に拡大し、九州各県で過去最多数の発生を更新するなど感染拡大がおさまらない状況です。沖縄県では緊急事態宣言(警戒レベル3)発令、熊本県ではレベル4特別警報の発令など、各県独自の警報等が発令される中で県を超える移動の自粛要請もあり、県間をまたぐ試合開催が厳しい状況となりました。また、『リーグ、またはチーム関係者(選手・スタッフ含む)にコロナ感染者が出た場合は、直ちにリーグを中止する』と前回理事員理事会で決定しました。実際には、チーム関係者(選手・スタッフ含む)にコロナ感染者は出ていないものの、海邦銀行SCのリーグ辞退もあり、8チームでの開催に対して、リーグに関係する方々・家族等を含め生活の安全や安心を確保できる状況にはなく、臨時理事会(8/8・リモート開催)で協議した結果、全チーム了承のもと、やむを得ず今年度の九州リーグは『中止』と決定しました」

 また、同サイトでは中止に伴う今後のリーグについても触れている。

・全国地域CL出場は、昨年度(2019年度)の順位を適用し、1位の「沖縄SV」を出場チームとする。ただし、チーム関係者にコロナ感染者が出た場合、順位順に出場権を繰り下げていくこととする
・来年度(2021年度)の組み合わせについては、2019年度の順位を適用する
・各県決勝大会の自動昇格チームは1チームのみとし、入替戦は実施しない
・来年度(2021年度)は11チームで実施し、自動降格は10位と11位、入替戦は9位チームとする。ただし、JFL昇格があった場合は10チームで実施し、自動降格は10位、入替戦は9位チームとする

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO