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土屋征夫氏が東京23FCの新監督に就任「厳しさと楽しさを伝えていきたい」

2019.12.09

東京23FCの新監督に就任した土屋征夫氏 [写真]=東京23FC

 東京23FC(関東リーグ1部)は9日、2020シーズンの新監督に土屋征夫氏が就任することを発表した。

 現在45歳の土屋氏は、田無工業高校卒業後にブラジルへ渡って3クラブでプレーした後、ヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)やヴィッセル神戸、柏レイソル、大宮アルディージャ、ヴァンフォーレ甲府、京都サンガF.C.、東京23FCでプレー。今年10月に今季限りで現役を引退することが発表されていた。

 新監督就任に際し、土屋氏は東京23FCのクラブ公式HPで以下のようにコメントを発表している。

「はじめまして、2020年シーズンより東京23FCの監督に就任しました土屋征夫です。今年25年間のプロ生活を終え、指導者の道へ進んで行こうと強く決意した中、2019年シーズンまで在籍した東京23FCから監督としてのオファーを頂きました」

「2018年、関東リーグというこれまであまり向き合ってこなかったカテゴリーにおいて、東京23FCの一員として参加し、非常に新鮮な発見がありました。多くの選手がサッカーと仕事を両立して生活する中での厳しさ、辛さをまざまざと感じ、またそれと同時に『サッカーが好き』という気持ちは、私が経験してきたトップカテゴリーと同等の熱意を感じる事が出来ました」

「彼らをもっと高いレベルでプレイさせてあげたい、その気持ちが芽生え始め、選手以外として力になれる事と考えた時、今回の監督という役目を通じてサッカーの厳しさと楽しさを伝えていきたい、そう決意しました。私がこれまでのサッカー人生で感じたのは、サッカーは18歳と45歳が抱き合って喜べる、すごく魅力のあるスポーツであるという事です」

「私が監督に就任し、チームを色々と改革していく中で、サッカーへの熱意、質は、選手時代と同様自分自身にも、選手たちにも妥協せず結果を求めていこうと思います。東京23FCに関わる全ての人たち、オフィシャルパートナーの皆様、そして江戸川区をはじめとする東京23区の地域の皆様へ少しでも恩返しできるよう、そういった気持ちを持った選手と共に戦いたいです。よろしくお願いいたします」

By サッカーキング編集部

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