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大阪ダービーを前にC大阪がクラブ史上初のホームタウン一斉訪問を実施

2019.09.23

写真=浅尾心祐

 今シーズン、Jリーグ参入25周年を迎えたセレッソ大阪。節目を記念した様々なイベントを開催する中、9月21日(土)には「ホームタウンキャラバン」と題して、クラブ史上初めて全選手(コンディション不良の選手を除く)でホームタウンを一斉に訪問。週末の商店街を桜色で埋め尽くした。

 訪れたのは、ホームタウンである大阪市・堺市の商店街7カ所(駒川商店街、千日前道具屋筋商店街、天神橋筋商店街、淡路本町商店街、千林商店街、堺東商店街、キララ九条商店街)。3~5名のグループに分かれ、日頃から熱い声援をもらっている地元サポーターや地域住民に感謝の気持ちを直接伝えた。


 今回のホームタウンキャラバンについて、キャプテンの清武弘嗣は「大阪はスポーツが盛んで、サッカーもあれば野球もバスケもある。その中でどうサポーターを獲得していくか、ファンを大事にしていくかと考えると、こういった取り組みはすごく大事。少し遅いくらいだとも思いますが、こうやって選手全員で訪問できるのはいいですよね」とホームタウンでのふれあいを喜んだ。

写真=浅尾心祐

写真=浅尾心祐

 7グループに分かれて各商店街を尋ねた選手たちは、自身の名刺や大阪ダービーの告知チラシを配ったり、お店を訪問して言葉を交わしたり、サインや記念撮影に快く応じたりと、積極的に地域の方々と交流し、ホームタウンに笑顔を届けた。

 選手と直接ふれあえるとあって、サポーターはもちろん、地元住民も大興奮。一時は商店街の中に大行列ができるほどのセレッソ・フィーバーとなり、「ホームタウンキャラバン」は大盛況のうちに閉幕した。

 自身が背負う8番のユニフォームを着た多くの子どもたちに囲まれていた柿谷曜一朗は、商店街訪問を終えて「ホームゲームを観に来てくれている子も多いと思うし、セレッソのサッカースクールに入っている子もいたと思う。(僕たちは)そういう子どもたちの目標や憧れにならないといけない。(今シーズンは出場機会が限られているが)もう一回、ピッチに立ち続けて、子どもたちに(自分のプレーを)見てもらえるようにできればと思います」と決意を新たにした。

写真=浅尾心祐

写真=浅尾心祐

 そして、宿敵と激突する9月28日(土)J1第27節ガンバ大阪戦に向けて、自身はケガで欠場が濃厚ながらも、清武がキャプテンとして思いを語った。

 「リーグ戦は好調なので、チームメートがしっかり戦ってくれると思う。選手は毎シーズン入れ替わるけど、セレッソにいる限り大阪ダービーは大事な試合。最近はチーム状況がいい中で対戦している中でも結果を出せていませんが、今年最後のダービーは必ずいい結果を勝ち獲ってくれると信じています」

 ふれあいを通じて笑顔を届けたファン・サポーターをさらに喜ばせるべく、次はホームで迎える38回目の大阪ダービーで、J1リーグ戦では2012年以来となる勝利を目指す。

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