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代表引退表明から5カ月…長谷部誠が取り組む新たなチャレンジとは?

2018.12.04

「あれほどチームのことを考えてプレーできる選手は少ない。彼の姿勢から学ぶことはたくさんあった」

 長谷部誠が代表チームからの引退を表明した時、長年ともに戦ってきたチームメイトはそう言ってキャプテンの功績を称えた。ピッチ上で見せる勤勉な姿、リーダーとしての立ち居振る舞い……。約8年間にも及んだ代表キャプテンとしての活動の中で、長谷部は周囲から絶大な信頼を寄せられてきた。称賛の声はピッチ上でのプレーだけにとどまらない。所属クラブの首脳陣は契約延長の発表の席で、「人格的にチームにとって非常に重要」、「模範的で規律正しい」とその人間性を高く評価した。

 代表の別のチームメイトは「長谷部さんはとにかく真面目。“真面目が正義”というような概念を(代表チームに)作った」と証言する。そして「真面目」、「人格者」といった長谷部のキャラクターはいつしか世間にも広く知られるようになった。

 ピッチの外に出てもそのイメージは変わらない。特にドイツに渡ってからは積極的に慈善活動に取り組み、2016年12月からは日本ユニセフ協会大使としての活動を行っている。昨年5月に訪問したエチオピアでは、急峻な山道を越え辺境の地に暮らしている子どもたちへワクチンが届けられる様子を自らの目で確かめ、ホームページを通じて支援を呼びかけたりもしている。その長谷部が新たな活動として現在参加しているのが「フレンドネーション」プロジェクトだ。

 フレンドネーションとは、世界の子どもたちを支援する募金活動を誰でも簡単に始めることができる新しいオンライン支援のかたち。欧米では慈善団体などの呼びかけに呼応した「ファンドレイザー」と呼ばれる一般の方々が、団体に代わって周囲に寄付を呼びかける「Peer-to-Peer(ピア・トゥ・ピア)ファンドレイジング」という新たな募金の形が広まっているが、「フレンドネーション」はその活動をオンライン上で誰でも簡単に始めることができる。

 フレンドネーションでは参加者が取り組むプロジェクトとして、誕生日や結婚などのお祝いの代わりに寄付を呼びかける「Celebration(セレブレーション)」、マラソンやダイエットなどへの挑戦に対する応援を寄付の形で呼びかける「Challenge(チャレンジ)」という2つのカテゴリーを用意している。その中で長谷部が始めたプロジェクトは“国名リフティング”。リフティングしながら国の名前をいくつ挙げられるかというチャレンジを通じてファンに寄付を呼びかけている。

「ぜひ僕の挑戦にも応援の寄付やSNSのシェアをお願いいたします。そして、あなたもプロジェクトを立ち上げて世界の子どもたちを支援する新しい支援の輪を広げましょう」(長谷部)

 フレンドネーションでは2019年2月28日まで長谷部選手サイン入りグッズをプレゼントするキャンペーンも実施している。詳しくは特設サイトをチェックしてみよう。

 誰かのプロジェクトを応援する(=寄付する)のも、自らプロジェクトを始める(=寄付を呼びかける)のもいたって簡単。あなたが踏み出すその一歩が、世界の子どもたちの支援となる。

誰でも簡単、スピーディー! フレンドネーションに参加するための3ステップ

STEP1 特設サイトへ
特設サイトの「あなたもプロジェクトを始めてみる」をクリック!

STEP2 プロジェクト作成
オーナー登録後、3つの項目を入力するだけでプロジェクトを作成することが可能です。

STEP3 応援を呼びかける
ご家族や友人へ、SNSを通してプロジェクトへ寄付の応援を呼びかけよう!

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