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酒井宏樹が自身の経験を記した著書出版…印税は恵まれない子どもに

2018.05.25

 マルセイユに所属する酒井宏樹は、自らの経験を記した著書『リセットする力「自然と心が強くなる」考え方46』を5月25日に発売した。

「日本人は活躍できない」という前評判を覆し、フランスの名門マルセイユで不動の地位を確立し、世界中の注目集めるサッカー選手に成長した酒井。一見、順風満帆なキャリアに見えるが、サッカー選手に不向きな「弱気」で「人見知り」な性格だった。そんな酒井がどのように「自信のなさ」と「メンタルの弱さ」を克服し、自信を身につけたのか。

 移籍当初は「どうせ日本人だろ」と揶揄されていたが、そんな批判的な声を覆し、「フランスのクラブの中では最も外国人選手にとって厳しい」と言われるチームで、「なくてはならない存在」になれた秘密は、「比べない」、「気にしない」、「引きずらない」自分を作るための「切り替える力」だった。

『リセットする力「自然と心が強くなる」考え方46』には、その具体的な方法を、数々のエピソードを通じて初公開されている。

 出版本の酒井への印税は本人の意向により恵まれない子供たちや、難病を抱えた子供たちを支援する団体、日本では「あしなが育英会」、欧州では「ELA European Leukodystrophies Association」へ全額寄付される。

 酒井は「多くの方の協力を得て初めて本を出版させていただくことになりました。本書は、僕がサッカーを通じて、どうやって『メンタルの弱さ』や『自信のなさ』を克服し、今海外でプロサッカー選手として生活できるまでになったのかを赤裸々に書かせて頂いています。少しでも僕と同じような悩みを抱える人のヒントになれば嬉しく思います。また、本書の印税に関しましては、日本と欧州の恵まれない子供たちや、難病を抱えた子供たち、その家族を支援されている団体に全額寄付させて頂ければと思っておりますので、一人でも多くの方に読んでいただくことができれば幸いです」と話している。

著者:酒井宏樹
タイトル:リセットする力「自然と心が強くなる」考え方46
発売日:2018年5月25日
定価:1,404円(本体1,300円+税)
発行:株式会社KADOKAWA

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