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“風間イズム”で頂点へ…名古屋U-18が挑む新たなる挑戦

2018.03.19

 トップで通用する選手になること、そして「1番」にこだわる。U-18の新主将を務めるCB菅原由勢が、2月24日に行われたトップチームのJ1開幕戦で先発デビュー。堂々のプレーで勝利に貢献し、脚光を浴びた。今冬、名古屋U-18からは菅原に加えてCB藤井陽也やMF萩野滉大、MF成瀬竣平もトップチームのキャンプに参加。成瀬が「ユースと違って、プレーのスピードや質が全然違ったので、風間監督の目指すサッカーというものにどうやって自分がフィットしていくのかが今年の課題だと思います」と語ったように、自分たちとの差を痛感した選手たちは現在、練習場でその差を埋めることを意識しながら日常に取り組んでいる。

 トップチームのスピード、激しさを想定して、1つのトラップ、パスといった技術面や味方、相手がどのような状況にあるのか見ることを追求。藤井は「僕はCBなので最後のところで止めないと試合でも勝てないので、自分の個の力を高めていかないといけない」と語っていたが、武器を磨き、課題を改善してトップで通用する選手になるため、各選手がトレーニングに向かう準備の部分から妥協することなく過ごし、菅原に続こうとしている。

 2月下旬、名古屋U-18のトレーニングでミズノ社製ニュースパイクの『MONARCIDA 2 JAPAN』や『MONARCIDA 2 NEO JAPAN』の試履き会が行われていた。『MONARCIDA 2 WIDE』を着用した萩野は「やっぱり中盤だとミスができないですし、特に風間監督のサッカーだとそこは求められてくるところなので、このスパイクを履いて、タッチは良いところだなと思いました」と説明。フィット感やグリップ力、軽量性が向上したスパイクは、プロのレベルを目指す選手たちが求めるプレーを引き出していた。

MF 浅井昂介

今年1年はどういうシーズンに?
「プレミアに上がって勝負の年なので、しっかりと自分たちが優勝を目指してやれるように。個人としてはよりレベルの高いところでできるようにしたいです」

プレミアリーグタイトルはターゲット。
「チームが1つになれば叶わない目標ではないので、今やっている練習からしっかりとやれば目標達成できると思います」

今年のチームの良さは?
「去年から出ている選手が多いんですけれども、個性が強いというか、色々な選手がいる。チームとなったと時に力を発揮できると思います」

昨年と今年のサッカーの違いはある?
「去年に比べてトップのサッカーのように止めて・蹴るだったり、間を見たりするところが増えましたし、試合を支配するところを大事にしている。でも、ベースとして前から守備するところは変わらないです」

中盤の選手としてトップチームのスタイルは楽しいのでは?
「自分も細かいところでパスとかで崩すところことは好きなので、僕にも合っていると思います」

自分のどのようなプレーを見てもらいたい?
「自分はパスとかで打開できたりするので、そういうところを見て欲しいなと思います」

「MONARCIDA 2 JAPAN」を履いた感想を教えてください。
「自分の感じでは切り返した時とかにスパイクがズレにくい。あまり革が伸びない素材なので、踏ん張りがきく感じがします」

普段との変化を感じる部分がある。
「自分は真ん中のポジションをやることが多いので、細かい動きとかがしやすくて小回りがきくと思います」

自分のプレーに影響することがありますか?
「パスを出した後にすぐに次のプレーに移ることができると思います」」

DF 井上亮雅

「MONARCIDA 2 JAPAN」を履いた感想を教えてください。
「凄く履きやすくて足にフィットするというか、自分の足は結構幅が広い方なんですけれども、合いました」

フィット感はこのスパイクの特長。特にどこが違う?
「かかとの辺りがしっかり自分の足に吸い付いてくるというか、くっついて来てくれるので空間ができない。それを凄く感じます」

それによって自分のプレーも変化する?
「自分はサイドバックをやっているんですけれども、ファーストタッチとか自分の思うようなところに止められて、攻撃に繋がるようなパスとか、コントロールとかは大事にしているのでそういう部分を凄く助けてくれます」

実際にボールを蹴ってみてどうだった?
「蹴りやすかったです」

今年、目標がはっきりしていると思うが、プレミアリーグではどのような戦いを。
「去年とは違って、一つひとつの試合がレベルの高い試合になって、相手も強くなるし、本当に楽しみでもある1年です」

個人的にはどういったところにチャレンジしたい?
「去年、自分はそこまでチームの試合に絡むことがなかった。今年はAチームで試合に出て、自分が得点を演出するところや、自分が決めるところでチームに貢献できたらいいなと思います」

目標は即優勝。
「優勝します」

古賀監督になって、日常生活など変わった部分があるのでは
「自分たちの話合いでチームとしてどうしていくのかまとめたり、古賀監督は強く問いかけてくれています」

MF 成瀬竣平

去年から「MONARCIDA 2 JAPAN」を履いている。
「自分は『MONARCIDA 2 JAPAN』を履いているんですけれども、自分はこの『MONARCIDA 2 NEO JAPAN』が良いと思いました」

「MONARCIDA 2 JAPAN」のどういうところが良い?
「自分は以前から『MONARCIDA 2 JAPAN』を履いています。軽いというところとフィット感で自分は選ぶんですけれども、一番合うと思うのでずっと履いています」

「MONARCIDA 2 NEO JAPAN」はグリップ力が全然違う。
「自分はサイドハーフなどをやることが多いですが、切り返しの時などに地面を良く噛んでくれる。守備の時やドリブルの時とかにもこのスパイクはやりやすいと思います」

軽量性も優れたスパイクだが、それによって自分のプレーがどう変化しますか?
「昔、他メーカーのスパイクを履いていることもあったんですけれども、重いスパイクが多くて軽いスパイクを探していた時にミズノさんのスパイクは軽さなど求めているところがありました。自分はドリブルからのパスやシュートが特長のプレーなんですけれども、そのドリブルで身体を前に運びやすい。軽いことによって、プレーしやすいと思っています」

今年はエースという自覚がある。
「今年はプレミア(リーグ)に上がったので、3位、4位で満足するのではなくて1位を狙いに行って、最後のチャンピオンシップでも優勝を狙えるくらいのチームになっていきたい」

昇格即優勝はトップチームも、自分たちも目標だと思うが?
「チームで活躍すればトップ昇格への道も広がっていくのではないかと思っているので、まずはユースで自分がどういうプレーをするのかが大事だと思っています」

古賀監督に代わられて変化はありますか?
「大学から来られて、芯がしっかりされている方なので、ピッチ外とかでも色々選手には言われるんですけれども、そういうところがピッチ内にかかわってくるので、自分たちは意識していかなければいけない。そこは去年と変わりました。自分はユースでは最上級生なんですけれども、トップに行ったら一番下になるので、そういう面では周りに目を配ったり教えられた部分があります」

トップチームのキャンプに行っていたが?
「ユースと違って、プレーのスピードや質が全然違ったので、風間監督の目指すサッカーというのにどうやって自分がフィットしていくのかが今年の課題だと思います」

MF 萩野滉大

「MONARCIDA 2 WIDE」を着用した感想を教えてください。
「今まで『MORELIA(モレリア)』だけをずっと履いていたんですけれども、今日、この新しいスパイクを履いて発見があったというか、スパイクを選ぶ幅が広がりました」

他とは違うワイド型のスパイク。
「ワイドですけれども、横幅が広すぎないのがいいと思いました」

フィット感やタッチの部分は?
「特にタッチのところが良いです。今年のグランパスはタッチのところ、止める・蹴るのところを求めているので合っているのかなと思います」

このスパイクによって自分のどのようなプレーを引き出せる?
「僕はボランチをやっているんですけれども、繊細なポジションなのでミスが減ってくればいいと思います」

特に風間監督のトップチームのサッカーを体感して、求めているレベルが上がっている。
「やっぱり中盤だとミスができないですし、特に風間監督のサッカーだとそこは求められてくるところなので、今回このスパイクを履いて、そこは良いところだなと思いました」

キャンプへ行った感想は?
「初めてトップのキャンプに行かせてもらったんですけれども、トップの選手は見ているところが多いですし、技術が本当に高くて自分も見習わなくてはいけないと感じました」

トップチームが近くなった?
「キャンプの後も何度か行かせてもらっていますが、キャンプに行く前に思っていたよりも、今は近いのかなと思っています」

特に通用した部分は?
「まだまだなんですけれども強いて言うならば守備の戦術の部分だったり、1対1とか、攻撃ではいいところを出せなかったんですけれども、守備のところではいいところを出せたかなと思います」

チームとしてはプレミアリーグへ上がって大暴れする一年に。
「去年一年間プリンスリーグでやって、プレミアリーグへの思いはずっとあって、今年はそこでできる。古賀監督もいつも言っているんですけれども、頂点以外は獲らない。頂点しか考えないというのがあるので、頂点だけを狙っていきたいです」

古賀監督は1番だけと。
「『2番じゃ意味がない』と常におっしゃっているので一番へのこだわりは強くなりました」

どの部分で他のチームとの差を見せつけたい。
「今年は縦パスとか縦に速いサッカーをしているので、相手を上回る速さで攻守一体となって戦いたいです」

DF 藤井陽也

今年は最高学年。チームリーダーの1人になる1年だが、どのような思いを持って臨んでいますか?
「最高学年なので、自分がチームを引っ張っていくという気持ちです。チームとしてはプレミア(リーグ)で1位になることと、個人としてはトップに昇格したいと思っています」

トップチームのキャンプに行ったが?
「トップの選手との差を痛感しましたし、でもできたこともあったので、できなかったことをどんどん埋めていけばトップに近づけると思います」

できたことと、できなかったことについて教えてください。
「できなかったことは対人のところで外国人の選手と1対1で当たることも多いし、シュートを打たれるシーンが結構多かった。僕はCBなので、最後のところで止めないと試合でも勝てないので、自分の個の力を高めていかないといけない。できたことはビルドアップのところで風間監督のサッカーはCBが大事なので、そこで後ろから上手くやっていくというところ。ミスもあったので、もっと高めていきたいと思います」

チームとしてはプレミアリーグに戻ってきた。優勝をやり遂げる力があると思うが?
「今年は去年から出ていた選手も結構多いですし、そこが中心になって、さらに下の学年や去年出ていなかった3年生たちも全員でレベルアップしていく。チームの中の競争などありますが、そこでチーム内の底上げ、レベルアップしてチームとして強くなっていきたい」

「MONARCIDA 2 JAPAN」を履いた印象を教えて下さい。
「かかとのフィット感が凄く良くて、脱げない感覚がありますし、足に吸い付く感じが良いと思います」

フィット感が全く違う?
「キックの時とか、(人工)革のスパイクってちょっと伸びると横にズレる感覚がありますが、これはズレない感覚があります」

 チームとしてこだわるのは「一番」になることだ。昨年まで早稲田大の指揮を執り、大学日本一にも導いている古賀聡氏が新監督に就任。萩野は「古賀監督もいつも言っているんですけれども、頂点以外は獲らない、頂点しか考えないというのがあるので、頂点だけを狙っていきたいです。『二番じゃ意味がない』、と常におっしゃっているので一番へのこだわりは強くなりました」。この日、各選手が「自分の足に吸い付いてくる」「細かい動きなどがしやすくて小回りがきくと思います」など、性能の高さを口にしていたミズノ社製新スパイクをトップ昇格、一番になるための武器に。プレミアリーグ昇格即優勝という目標も掲げる名古屋U-18が今年、チーム、個人としても輝く。

MONARCIDA 2 NEO JAPAN(モナルシーダ2 ネオ ジャパン)

商品情報
■品番 P1GA1820
■価格 ¥15,500 (税抜)
■サイズ 22.0~28.5cm
■甲材 人工皮革・天然皮革(ウォッシャブルカンガルー)
■底材 合成底
■質量 約200g(27.0cm片方)
■原産国 日本製
■カラー 27:ホワイト×ブラック×ブルー 45:ネイビー×イエロー

厳選されたカンガルーレザーを採用することで、より自然に足の型にフィットします。

内側のステッチは、ボールタッチに最適な感覚を。外側のステッチは、練習で履き込んでも革の伸びを抑え、足の踏ん張りをサポートします。

ヒールカウンターとソールを一体化し、優れたかかとのホールド感を実現。カウンターの硬度を2層にすることで、横方向の動作時の足当たりをスムーズに。

履き口の内側を足に沿うような緩やかなカーブを形成する構造にし、曲線にしっかりとフィットします。

耐久性の向上とともにスタッドトップとベース部の段差をなくした設計で、より自分の思い通りにプレーできるようサポートします。

MONARCIDA 2 JAPAN(モナルシーダ2 ジャパン)

商品情報
■品番 P1GA1821
■価格 ¥13,500 (税抜)
■サイズ 23.0~29.0cm
■甲材 人工皮革・天然皮革(ウォッシャブルカンガルー)
■底材 合成底
■質量 約235g(27.0cm片方)
■原産国 日本製
■カラー 09:ホワイト×ブラック 62:シルバー×レッド

モレリアⅡと同じアウトソール、ラストをMONARCIDAシリーズに採用。足裏の形状に沿ったラウンドをつけることで、足裏から土踏まず部分のフィット感を向上させました。

アシンメトリーステッチを採用して内側の柔らかなタッチ感はそのままに外側の伸びを抑制します。

MONARCIDA 2 WIDE(モナルシーダ2 ワイド)

商品情報
■品番 P1GA1829
■価格 ¥13,000 (税抜)
■サイズ 24.5~29.0cm
■甲材 人工皮革・天然皮革(ウォッシャブルカンガルー)
■底材 合成底
■質量 約235g(27.0cm片方)
■原産国 日本製
■カラー 14:ホワイト×ネイビー×ゴールド

内足形も合わせてステッチパターンを最適化。内側のステッチは、ボールタッチに最適な感覚を。外側のステッチは、練習で履き込んでも革の伸びを抑え、足の踏ん張りをサポートします。

MORELIA Ⅱの包み込まれるようなフィット感をMONARCIDAシリーズで実現。カンガルーレザーが柔らかな足入れ感を生み出します。

キレのある動きをサポートする「ZEROGLIDE(ゼログライド)」

シューズ内での足の横ズレを抑制し、キレのある動きをサポート。一瞬の駆け引きや動き出しをサポートしてくれ、練習や試合でのパフォーマンスに貢献してくれます。

『MONARCIDA 2』の詳細はこちら!

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