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パラリンアート表彰式、香川真司「素晴らしい作品に出会えて嬉しい」

2017.12.13

「SOMPO パラリンアートカップ2017」の受賞者とプレゼンター

「SOMPO パラリンアートカップ2017」表彰式が12月13日、東京・有楽町朝日ホールで行われた。パラリンアートは一般社団法人 障がい者自立推進機構が「障がい者がアートで夢を叶える世界を作る」活動で、日本プロサッカー選手会、日本バスケットボール選手会が協力している。

 2017年は「サッカー」、「バスケットボール」、「サッカー・バスケットボール両方に関する全てのこと」の3つのテーマに絵画アート作品を募集。7月1日から約2カ月半で、758点の作品の応募があったという。審査にはスポーツ、お笑い、アート、音楽、ファッションなど各界の第一線で活躍する著名人も加わり、全応募作品の中から審査の上、選ばれた約70点の作品が表彰された。

 グランプリは、カミジョウミカさんの「みんなでなかよくサッカーしよう」が受賞。アクリルガッシュ、オイルパステルなどを使い描かれた作品は、パラリンアートを応援する香川真司とコラボしたTシャツ「パラ-T」が発売されている。シーズン中のため表彰式を欠席したドルトムントの香川はビデオで「インパクトがすごくありました。タイトルどおりボールが中心にあって、みんなで仲良くしている作品。即決でした」と作品を見たときの感想を明かした。

 カミジョウさんには副賞として香川から「ミカさんへ、素晴らしい作品と出会えて僕も嬉しいです」と記されたサイン入りユニフォームが手渡された。

 その他、個人賞には日本プロサッカー選手会賞は宇那木楓さんの「日の丸」、セルジオ越後賞は和知武志さんの「いつかぼくもサッカーを」、高橋陽一賞は寳谷優さんの「昔の思い出」、北澤豪賞は新井田祐子さんの「Go」などが選ばれている。

 受賞作品は12月13日から同17日の5日間、有楽町朝日ホールで展示される他、12月23日から同25日には損保ジャパン日本興亜新宿本社ビル1階フロアでも展示会を同時開催。日本経済新聞 東京本社/スペースニオ アートギャラリーでも2018年1月11日から2月9日まで展示予定となっている。

「SOMPO パラリンアートカップ2017」公式サイトでも受賞作品も見ることができる。

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