日本サッカー協会(JFA)は同協会創立記念日にあたる10日、JFAハウスで「第14回日本サッカー殿堂掲額式典」を開催。殿堂入りした加茂周氏と今井恭司氏が、殿堂掲額者記念プレートを授与した。
加茂氏は1974年に日産自動車(現横浜F・マリノス)の監督に就任し、神奈川県リーグ1部から日本チャンピオンにまでチームを育て上げ、1988-89シーズンには日本サッカーリーグ、JSLカップ、天皇杯優勝の三冠を達成。その後も日本代表やJクラブの監督を歴任した。日本人指導者初の「プロサッカー監督」として、「世界に通じるサッカー」を模索しながら、長きにわたり第一線で活躍した。
今井氏は70年代からフリーランスのカメラマンとして活躍。約半世紀にわたり、「写真」という分野を通じて日本代表をはじめとした日本のトップチームとファンをつなぎ、サッカー界の発展に寄与してきた。
殿堂入りは両氏を加えて75人となる。
By サッカーキング編集部
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