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アーセナルが前日練習を実施「この暑さを体験できて良かった」…24日にU-12ジュニアチャレンジ出場

2017.08.23

北市川フットボールフィールドで前日練習を行ったアーセナル

 8月24日から27日の4日間、東京ヴェルディグランド、味の素フィールド西が丘で開催される「U-12 ジュニアサッカー ワールドチャレンジ2017」に向け、同大会に出場するアーセナルFCが23日、北市川フットボールフィールドで前日練習を行った。

 練習には同じチーム名を背負い日本で活動するアーセナルSS市川U-12、アーセナルサッカースクール東京の選手も参加。トレーニングだけでなく、ピッチ上で国際交流を深めた。

 練習はトップチームも行っているクイックとストップを織り交ぜたランから始まり、その後は二人一組に分かれてボールを使ったトレーニング、ゲーム形式の紅白戦を実施。前日に日本に到着したばかりだが、疲れの色も見せずに約2時間、汗を流した。

 アーセナルのコーチは「こんなに暑く、湿度が高い環境でプレーするのは初めて。本番前にこれが体験できて良かった」と収穫を口にした。

 アーセナルサッカースクール市川の代表を務める幸野健一さんは練習を見て、「技術は日本の同世代の子たちとさほど変わらない。ただ、ピッチ上の振る舞い、姿勢は同じ12歳とは思えなかった」と振り返る。さらに、「ロッカールームでの様子を見ても、日本に何をしに来たのかを理解している。サッカーをやらされているのではなく、自分で選んでプレーしていることが伝わってきた」と選手たちの意識の高さを称えた。

 2013年から毎夏日本で行われている「U-12 ジュニアサッカー ワールドチャレンジ」は、海外と日本の強豪クラブが激突するジュニアサッカー最高峰の大会。世界各国から強豪クラブが集い、年々、参加チーム数も増加しており、過去4大会はFCバルセロナが3回、RCDエスパニョールが1回と、スペイン勢がタイトルを独占している。

 アーセナルは予選リーグ1日目の24日に鹿島アントラーズジュニアと、エキシビジョンマッチで大和ハウスFUTURESと対戦。同2日目の25日に松本山雅FC U-12、福山ローザス・セレソンと予選突破を懸けて戦う。

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